昭和60年度の展覧会(1985年4月から1986年3月)

ページID1001265  更新日 2023年2月19日

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葦ペンの詩 小松欽 展

前期:昭和60年4月16日から4月19日 後期:昭和60年4月30日から5月5日

チラシ:葦ペンの詩 小松 欽 展

葦のペンが描き出す激しさ、強さ、その裏にある優しさに惹かれ、浜辺の誌、スペインの寒村、フラメンコや動物たち、その時々のテーマで取り組んだ小松 鉄氏の制作作品の展覧会を開催しました。

第3回 衣浦東部美術展

会期:昭和60年6月5日から6月16日

衣浦東部地域(碧南市・安城市・知立市・高浜市・刈谷市)で活躍する100人の作家たちによる日本画、洋画、書、写真、彫刻、工芸作品、100点を紹介します。

この展覧会は、当美術館が開館した昭和58年6月に、開館記念展として開催しました「郷土作家百人展」を受け継ぐものです。昭和59年度より現在の「衣浦東部美術展」と名称を改めて、平成20年度の第25回展まで開催しました。

第2回 愛知教育大学美術教室・総合造形コース教官展(愛知教育大学 美術教育講座 教官展)

会期:昭和60年6月25日から7月7日

刈谷市内にある愛知教育大学の美術教室・総合造形コース(美術教育講座)の教官有志による絵画、彫刻、工芸など多彩な作品を紹介しました。
昭和59年度から平成16年度の第20回展まで毎年開催しました。

刈谷市市制35周年記念 三橋節子 回顧展

会期:昭和60年7月17日から8月4日

チラシ:刈谷市市制35周年記念 三橋 節子 回顧展

刈谷市市制施行35周年の特別企画展として開催しました。

近年、生活の中で、人々の心の潤いや安らぎといった精神面の充実、心の豊かさへの欲求が高まり、文化に出会い親しむ人々が増えている中、ここに三橋節子氏の作品に接していただくことで、人間の尊厳と静かなたたずまいの中にも子を思う親の、あるいは生あるものへの愛情など、世界共通のテーマを厳粛な気持ちで見つめなおす機会となるよう、素描、挿絵等を含む約100点を展示しました。

第1回 愛知県陶磁資料館所蔵品展「中世陶器の華・古瀬戸の世界」

会期:昭和60年8月6日から8月25日

チラシ:中世陶器の華・古瀬戸の世界

瀬戸は、平安時代の終わり頃、中国宋の陶磁器を模倣した、いわゆる「古瀬戸」の生産を開始し、中世を通じて日本で最も進んだ窯業地となります。

この展覧会では、瀬戸で初めてやきものが作られた11世紀から16世紀頃の、古瀬戸を展示しました。

知立在住時代の和田英作展

会期:昭和60年10月1日から10月13日

チラシ:知立在住時代の和田英作 展

和田英作(1874年から1959年)は、明治、大正、昭和の3代にわたり、長年東京美術学校教授、同好調として揺籃期のよう画壇を指導し、多くの作家を輩出しました。戦前には帝室技能員、定刻芸術会員、文化勲章受賞、また戦後には文化功労者となり、美術家として最高の名誉に輝きました。

同氏は、第2次世界大戦末期の1945(昭和20)年に知立町(現・知立市)に疎開し、1951(昭和26)年まで滞在しました。
当時、地域の人々はこのよう画壇の泰斗を迎え、食糧難の中、素朴な善意と尊敬の気持ちで何かとお世話をし、同氏もまたその好意を心から喜ばれ、画材の入手も難しい中で、小品ながら多くの作品を人々の手に残して去りました。

この展覧会では、知立在住時代の作品を22点展示しました。

第1回 日本表現派選抜展(第29回)

会期:昭和60年12月3日から12月15日

日本表現派は、日本人の誰もが心の底に流れている内なるものを素直に表現した作品の創造を求め、形式や技術に捉われず純粋な精神の高揚を求める作家の集まりとして設立されました。

昭和60年度の第29回展から平成3年度の第35回展まで巡回展を開催しました。

藤井達吉と小原和紙工芸展

会期:昭和61年1月7日から1月19日

チラシ:藤井達吉と小原和紙工芸展

藤井達吉(1881年から1964年)は愛知県碧海郡棚尾村(現・碧南市)に生まれ、1898(明治31)年には名古屋の服部七宝店に入りました。1904(明治37)年にはセントルイス万国博への作品出陳のため渡米し、帰国後は服部七宝店を辞め上京し、美術工芸の研究に専念しました。

1932(昭和7)年、「瀬戸作陶会」「匠型会」及び小原の和紙工芸の指導を始め、「小原工芸会」を創設し、同会より3名の「日展」入選者を出しました。1950(昭和25)年には「小原農村美術館」を建設し、碧南市に転居しました。その後も、作品鑑賞会の開催や、愛知県文化会館に所蔵美術工芸品1,000点余りを寄贈するなど、精力的に活動しました。

この展覧会では、同氏の作品16点、小原和紙工芸作品役60点を展示しました。

第2回 日本児童画秀作展

会期:昭和61年2月11日から2月23日

昭和60年度の全国児童画公募作品(約15万点)中、入賞(約1,300点)作から選抜された優秀作品約150点を展示しました。

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