昭和62年度の展覧会(1987年4月から1988年3月)
第2回 愛知県美術館所蔵 絵画名品展
会期:昭和62年4月28日から5月17日
愛知文化会館の優れた収蔵品の中から精選した作品展を、刈谷市・刈谷市教育委員会及び愛知文化会館との共催により開催しました。
この展覧会では、人物・風景を題材にした油彩画と安井曽太郎のデッサンを展示しました。
第5回 衣浦東部美術展
会期:昭和62年6月3日から6月14日
衣浦東部地域(碧南市・安城市・知立市・高浜市・刈谷市)で活躍する100人の作家たちによる日本画、洋画、書、写真、彫刻、工芸作品、100点を紹介します。
この展覧会は、当美術館が開館した昭和58年6月に、開館記念展として開催しました「郷土作家百人展」を受け継ぐものです。昭和59年度より「衣浦東部美術展」と名称を改めて、平成20年度の第25回展まで開催しました。
第4回 愛知教育大学美術教室・総合造形コース教官展(愛知教育大学 美術教育講座 教官展)
会期:昭和62年6月24日から7月5日
刈谷市内にある愛知教育大学の美術教室・総合造形コース(美術教育講座)の教官有志による絵画、彫刻、工芸など多彩な作品を紹介しました。
昭和59年度から平成16年度の第20回展まで毎年開催しました。
第2回 風景の会絵画展 「木曽三川を描く」
会期:昭和62年6月24日から7月5日
1986(昭和61)年に東海地方の作家が所属団体や会派を超えて「風景の会」を結成しました。
各回それぞれテーマを設けて開催し、平成7年度は第10回記念展として、「平成の富嶽百景」と題し現代の富士100景を展覧しました。
当館では、昭和62年度の第2回展から平成7年度の第10回展まで開催しました。
藤島 奨 自選展
会期:昭和62年7月15日から8月2日
藤島奨は、1915(大正4)年に東京に生まれ、名古屋の小学校や高校などで教職につくなか、一水会や日展にやわらかな色彩を基調にした女性像などを出品してきました。
この展覧会では、初期から近作までの油彩画や素描約100点を展示し、氏のこれまでの画業を振り返りました。
第3回 愛知県陶磁資料館所蔵 侘の芸術 桃山の茶碗
会期:昭和62年8月4日から8月23日
16世紀のはじめ、陶器生産の中心は、それまでの瀬戸から美濃地方に移りました。桃山陶器のふるさとは、多治見市、土岐市、可児市などの美濃地方です。
この展覧会では、黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部など、美濃の桃山陶器を30点紹介しました。
開館5周年記念 富岡 鉄斎展
会期:昭和62年9月25日から10月18日
富岡鉄斎は(1836年から1924年)は、幕末の激動期から明治の変革期を経て大正にわたる三代を生き抜き、89歳を一期としてその生涯を終えました。
儒者としての深遠な古今和漢の学識を背景に、中国の明清画をはじめ、日本の大和絵、琳派、大津絵などあらゆる諸画派の技法を自家薬籠中のものとし、またその画品、鮮烈な色彩感覚、ざん新な表現力、重厚で緻密な造形力においても稀有な筆力を発揮しました。まさに近代文人画の巨匠として独自な画風を展開しました。
この展覧会は、宝塚市の清荒神清澄寺の所蔵作品のなかから120点を厳選し、鉄斎の画業を紹介しました。
第3回 日本表現派展(第30回)
会期:昭和62年11月18日から11月29日
日本表現派は、日本人の誰もが心の底に流れている内なるものを素直に表現した作品の創造を求め、形式や技術に捉われず純粋な精神の高揚を求める作家の集まりとして設立されました。
昭和60年度の第29回展から平成3年度の第35回展まで巡回展を開催しました。
第2回 清教学園幼稚園絵画展
会期:昭和62年12月9日から昭和63年1月17日
大阪府河内長野市の私立清教学園幼稚園児の絵画140点と絵本30冊を展示しました。
同園は絵画制作の指導を通して、子どもの個性を最大限に伸ばすことを目的とし、昭和30年頃から全国的に有名になり、高松宮妃殿下賞、大阪府知事賞など数多くの賞を受けています。
市川 晃 展
会期:昭和63年1月20日から1月31日
1987(昭和62)年3月に春陽会会員 市川晃氏より作品の寄託を受け、この展覧会では、その一部と最新作品を展示しました。
第4回 日本児童画秀作展
会期:昭和63年2月9日から2月28日
昭和62年度の全国児童画公募作品(約15万点)中、入賞(約1,300点)作から選抜された優秀作品約140点を展示しました。
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