百日咳が流行しています

ページID1020368  更新日 2025年5月12日

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百日咳の患者報告数が増加しています!

愛知県内における2025年の患者報告数が例年を上回るスピードで増加しています。

咳が長引く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
また、マスクの着用を含む咳エチケット、石けんによる手洗いや手指のアルコール消毒を心掛けましょう。

発生状況の推移

百日咳の発症数の推移
出典:愛知県感染症情報2025年17週報(愛知県衛生研究所)

百日咳について

百日咳は百日咳菌によって発生します。激しい咳をともなう病気で、1歳以下の乳児、とくに生後6ヵ月以下の子どもでは亡くなってしまうこともあります。

典型的な百日咳は、普通のかぜのような症状ではじまります。次第に咳がひどくなり、顔を真っ赤にして連続的にコンコンと激しく咳込み、息を吸いこむためにヒューと笛を吹くような音が出ます。
熱は通常出ません。

乳幼児では咳で呼吸ができず、唇が青紫色になったり(チアノーゼ)、けいれんが起きたり、突然呼吸が止まってしまったりすることがあります。新生児や乳児では、窒息や肺炎や脳症等の重い合併症を起こしやすく、命を落とすこともあります。

予防について

有効な予防法は、ワクチンの接種です。
生後2か月になると定期接種の対象となりますので、早めに1回目の接種を始め、その後3回(計4回)の接種を必ず受けましょう。

治療について

生後6カ月以上の場合、抗菌薬による治療が検討されます。また、咳が激しい場合には咳止め等の対症療法が行われることがあります。

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保健センター(子育て支援課)
〒448-0858
刈谷市若松町3丁目8番地2
電話:0566-23-8877 ファクス:0566-26-0505
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