手足口病に気をつけよう

ページID1003304  更新日 2024年6月21日

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愛知県に手足口病警報が発令されました!

手足口病の感染状況(愛知県)

愛知県で手足口病の感染者が増えています!2024年第24週(6月10日(月曜日)から6月16日(日曜日)まで)における愛知県全体の一定点医療機関当たりの手足口病の報告数が5.12を超え、国立感染症研究所が定める警報の指標である「5」を上回っていることから、2024年6月20日(木曜)に手足口病警報が発令されました。手洗い等による予防を心がけ、感染と重症化を防ぎましょう。なお、この警報は一定点医療機関数当たりの報告数が「2」以下に減少するまで継続します。

手足口病について

手足口病は、乳幼児を中心に夏季に流行する急性ウイルス性感染症で、学童でもかかることがあります。
一般的な経過では、3~5日の潜伏期をおいて、口腔粘膜、手のひら、足のうら、足の甲などに2~3mmの小さな水疱が現れ、口腔粘膜では小潰瘍を形成することもあります。時に、水疱は肘、膝、臀部などにもmできることがあります。発熱は約3分の1に見られますが軽度で、38℃以下のことがほとんどです。通常は3~7日の経過で消退します。
ごくまれに髄膜炎や脳炎などを生じることがあるので、高熱や嘔吐、頭痛などがある場合は注意を要します。
感染経路としては、飛沫感染、接触感染や患者の便を介しての感染と考えられています。

予防について

手足口病にはワクチンがなく、特異的治療法もありませんので、感染しないよう予防に心がけることが大切です。
感染予防対策としては、次のことが推奨されます。

  1. 手洗いを励行すること。特に、おむつ交換やトイレの後はしっかりと手を洗う。
  2. 感染者との密接な接触やタオルの共用を避けること。
  3. 咳やくしゃみが出る場合は、咳エチケットをすること。

注意

  1. 咳やくしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口や鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
  2. 鼻汁、痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
  3. 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

症状がみられる場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
治療は安静と対症療法となります。

過去の手足口病警報発令状況

  • 2011年7月7日(木曜)
  • 2013年7月18日(木曜)
  • 2015年8月6日(木曜)
  • 2017年7月13日(木曜)
  • 2019年7月4日(木曜)

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