手足口病に気をつけよう
愛知県に手足口病警報が発令されています!
国立感染症研究所が定める警報指標「5」を上回り、2024年6月20日(木曜)から手足口病警報が発令されています。報告数は減少傾向ですが、依然として警報指標「5」を上回っています。手洗い等による予防を心がけ、感染と重症化を防ぎましょう。
手足口病について
手足口病は、乳幼児を中心に夏季に流行する急性ウイルス性感染症で、学童でもかかることがあります。
一般的な経過では、3~5日の潜伏期をおいて、口腔粘膜、手のひら、足のうら、足の甲などに2~3mmの小さな水疱が現れ、口腔粘膜では小潰瘍を形成することもあります。時に、水疱は肘、膝、臀部などにもmできることがあります。発熱は約3分の1に見られますが軽度で、38℃以下のことがほとんどです。通常は3~7日の経過で消退します。
ごくまれに髄膜炎や脳炎などを生じることがあるので、高熱や嘔吐、頭痛などがある場合は注意を要します。
感染経路としては、飛沫感染、接触感染や患者の便を介しての感染と考えられています。
予防について
手足口病にはワクチンがなく、特異的治療法もありませんので、感染しないよう予防に心がけることが大切です。
感染予防対策としては、次のことが推奨されます。
- 手洗いを励行すること。特に、おむつ交換やトイレの後はしっかりと手を洗う。
- 感染者との密接な接触やタオルの共用を避けること。
- 咳やくしゃみが出る場合は、咳エチケットをすること。
注意
- 咳やくしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口や鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
- 鼻汁、痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
- 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
症状がみられる場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
治療は安静と対症療法となります。
過去の手足口病警報発令状況
- 2011年7月7日(木曜)
- 2013年7月18日(木曜)
- 2015年8月6日(木曜)
- 2017年7月13日(木曜)
- 2019年7月4日(木曜)
このページに関するお問い合わせ
保健センター(子育て支援課)
〒448-0858
刈谷市若松町3丁目8番地2
電話:0566-23-8877 ファクス:0566-26-0505
保健センター(子育て支援課)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。