熱中症対策は万全ですか?
適切な熱中症の予防方法はご存知ですか?
熱中症は、気温などの環境条件だけでなく、体調や暑さへの慣れなども影響し、昼間の屋外だけでなく、夜間の室内でも起こります。熱中症警戒アラートや気象情報などに注意し、適切な予防法を身につけ、熱中症を予防しましょう。
熱中症警戒アラート・暑さ指数(WBGT)とは
熱中症警戒アラート
暑さへの「気づき」を呼びかけて予防行動をとっていただくための情報です。
熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される際に、発表されます。
暑さ指数(WBGT)
人体の熱の出入りに与える影響の大きい(1)湿度、(2)日射・輻射(ふくしゃ)などの周辺の熱環境、(3)気温の3つを取り入れた指標で、熱中症危険度を判断する指標の目安になっています。
熱中症警戒アラートの発令状況、暑さ指数(WBGT)を確認し、予防行動を積極的にとりましょう。

熱中症予防のポイント
こまめな水分補給をしましょう。
のどが渇く前にこまめに水分補給することが大切です。日中はコップ半分程度の水分を1時間に1回程度補給しましょう。
起床後や入浴前後にも水分補給を心がけましょう。
たくさん汗をかいたときは、塩分補給することも必要です。スポーツドリンクや経口補水液が適当です。
暑さを避けましょう。
炎天下の外出を控え、日陰を利用することや服装を工夫しましょう。
環境調整
気温が高い日や湿度が高い日には決して無理な節電はせず、扇風機やエアコンを使った温度調整を
しましょう。
換気、遮光カーテン、すだれ、保冷剤、氷、冷たいタオルを活用しましょう。
温度28度、湿度70%以下を目安にしてください。
衣服
通気性(締め付けない、袖や首まわりが広くゆったりしているもの)が良く、吸湿・速乾の衣類を着用するなど、涼しい服装を心がけましょう。
外出時は、帽子や日傘を利用しましょう。
高齢者の注意点
高齢者は、体内の水分量が少ない、のどの渇きを感じにくいなどの理由から脱水症状を起こしやすいので注意をしましょう。
- のどが渇かなくても水分補給をしましょう。トイレが心配で水分を控えるのは危険です。
- 室温計をおき、エアコンや扇風機を上手に利用しましょう。
- ご家族やご近所などでお互いに声を掛け合いましょう。
- 体調不良時は無理をしないようにしましょう。
乳幼児の注意点
乳幼児は体温の調節を上手にできません。また、地面に近いほど気温が高いため、大人以上に暑い環境にいます。
- こまめに水分補給し、十分な休憩を与えましょう。
- 涼しい服装を選び、ベビーカーのひさしをかぶせるなどして熱を防ぎましょう。
- 車内放置は厳禁です!
- 子どもの状態を十分に観察しましょう。体が熱い、元気がない、唇が乾燥している、は要注意です。
熱中症の症状
軽 症
- たちくらみ・めまい・失神
- 筋肉痛・筋肉のこむら返り
- 手足のしびれ
- 気分の不快
- 大量の汗をかく
中等度
- 頭ががんがんする(頭痛)
- 吐き気・嘔吐
- 体がだるい(倦怠感)
- 虚脱感
重 症
- 意識がない
- けいれん
- 体が熱い(高体温)
- 呼びかけに対し返事がおかしい
- まっすぐに歩けない・走れない
熱中症の対処法
- 風通しの良い日陰や冷房の効いた室内などで休みましょう。
- 水分・塩分を補給しましょう。
- 衣服を緩め、水や氷で体(首の付け根、脇の下、足の付け根)を冷やしましょう。
※熱中症は急激に症状が進行する場合があります。決して1人にしないようにしましょう。
こんな時はすぐに救急車を呼びましょう
自力で水を飲めない、意識障害(呼びかけに対し、返事がおかしい・反応がない)がある場合や脱力感、虚脱感が強く動けないとき、気分が悪い等の症状が改善しない場合など。
その他
以下の外部リンクからも熱中症の関連情報を見ることができます。
また、熱中症予防についてのリーフレットを下記よりダウンロードできます。ぜひ熱中症予防にご活用ください。
- 環境省 熱中症予防情報サイト(外部リンク)
- 気象庁 熱中症から身を守るために(外部リンク)
- 消防庁 熱中症情報(外部リンク)
-
刈谷市 熱中症予防リーフレット 「熱中症を防ごう!」 (PDF 1.5MB)
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このページに関するお問い合わせ
保健センター(健康推進課)
〒448-0858
刈谷市若松町3丁目8番地2
電話:0566-23-8877 ファクス:0566-26-0505
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