毒キノコによる食中毒に注意!
確実に食用と判断できないキノコは
採らない!食べない!売らない!人にあげない!
毒キノコによる食中毒を防ぐために
例年、夏の終わりから秋の行楽シーズンにかけて、誤って野生のキノコを食べることによる食中毒が全国で数多く発生しており、死亡事例も報告されています。野生のキノコが食用のキノコかどうかを鑑別することは素人では困難で、判断を誤ると、命に関わることもあります。食用と確実に判断できないキノコは、絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしましょう。
1)言い伝えを過信しない!
これらの言い伝えには科学的根拠はありません。
× 縦に裂けると食べられる
× ナスと一緒に煮ると毒が抜ける
× 地味な色のきのこは食べられる
× 塩漬けにすると毒が抜ける
× 香りが良ければ食べられる
× 虫が食べているものは食べられる
2)食べて異常を感じたときは、すぐに医師の診察を受ける
診察の際には、食べたキノコの特徴をメモするか、残り物があれば持参してください。
代表的な毒キノコ
ツキヨタケ
<症状>
食後30分~1時間程度で嘔吐、下痢、腹痛などの中毒を起こす。
<間違えやすいキノコ>
ヒラタケ、ムキタケ、シイタケ
クサウラベニタケ
<症状>
食後20分~1時間程度で嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒を起こす。
唾液の分泌、瞳孔の収縮、発汗などの中毒症状も現れる。
<間違えやすいキノコ>
ウラベニホテイシメジ、ホンシメジ、ハタケシメジ
テングタケ
<症状>
食後30分程で嘔吐、下痢、腹痛など胃腸消化器の中毒症状が現れる。
ニセクロハツ
食後30分-数時間程度で嘔吐、下痢等の胃腸、消化器系の中毒症状を示す。
その後18-24時間ほどで横紋筋溶解が原因と考えられる全身 筋肉痛、呼吸困難を示し、死亡に至ることもある。
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