高齢者肺炎球菌予防接種(定期接種)
令和5年度の定期接種が7月1日から始まります。
令和5年度定期接種対象者へは、案内を6月22日に送付しています。
ただし、定期接種の通知があった場合でも、過去に高齢者肺炎球菌予防接種を受けたことがある人は、定期接種の対象となりません。ご自身の接種歴がないか、必ずご確認ください。
なお、対象年齢となる人のうち、高齢者肺炎球菌予防接種(任意接種)の費用助成を受けたことがある人及び以前に定期接種を受けた人は、対象外のため、案内を送付していません。
新型コロナウイルスワクチンとの接種間隔について
高齢者肺炎球菌予防接種前後に、新型コロナワクチン接種を行う場合は、互いに13日以上の間隔が必要です。
他の生ワクチン・不活化ワクチン接種の間隔制限はなくなりました。
高齢者肺炎球菌予防接種(23価肺炎球菌ワクチン)について
高齢者肺炎球菌予防接種の定期接種対象ワクチンは、23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックスNP)です。
高齢者の肺炎の原因で最も多い「肺炎球菌」という細菌感染を予防するワクチンです。肺炎球菌には、93種類の血清型がありますが、高齢者肺炎球菌予防接種により、23種類について感染を予防する効果があります。すべての肺炎を予防できるわけではありませんが、接種することによって重症化予防などの効果が期待できます。接種してから免疫ができるまで、平均で3週間ほどかかります。予防接種の効果は、個人差がありますが、健康な人であれば、通常5年程度は有効と考えられています。
副反応は、注射部位の発赤、腫れ、熱感、痛みなど、全身症状として発熱、寒気、頭痛、倦怠感などがみられることがあります。また、非常にまれにアナフィラキシー様反応など重篤な副反応が現れることがあります。
肺炎とは
肺炎とは、細菌やウイルスなどが肺に入り込んで起こる炎症です。からだの抵抗力が弱まったときなどにかかりやすい病気です。肺炎の原因となる細菌やウイルスは、人の体や日常生活の中に存在しています。日頃から、手洗い・うがいを徹底するなど、肺炎の予防を心がけた生活を送ることが大切です。
接種期間
令和5年7月1日から令和6年3月31日
対象者
接種日において、刈谷市に住民登録があり、次のいずれかを満たす人
ただし、過去に高齢者肺炎球菌予防接種(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン・ニューモバックスNP)を1回以上接種した人は、対象となりません。
- 令和5年4月2日から令和6年4月1日までの間に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる人(表1を参照してください。)
- 予防接種日当日、満60歳から満65歳未満の人で、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する人及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する人
年齢 | 生年月日 |
---|---|
65歳 | 昭和33年4月2日~昭和34年4月1日 |
70歳 | 昭和28年4月2日~昭和29年4月1日 |
75歳 | 昭和23年4月2日~昭和24年4月1日 |
80歳 | 昭和18年4月2日~昭和19年4月1日 |
85歳 | 昭和13年4月2日~昭和14年4月1日 |
90歳 | 昭和8年4月2日~昭和9年4月1日 |
95歳 | 昭和3年4月2日~昭和4年4月1日 |
100歳 | 大正12年4月2日~大正13年4月1日 |
定期接種対象とならない場合、任意接種の費用助成対象となる場合があります。
上記の生年月日に該当しない満65歳以上の人を対象とした、高齢者肺炎球菌予防接種費用の一部助成制度があります。費用助成で接種をした場合は、予防接種法に基づかない任意接種となります。詳細は、高齢者肺炎球菌予防接種費用の一部助成(任意接種)のページをご覧ください。
接種費用(自己負担額)
- 2,500円
- 市民税非課税世帯または生活保護受給世帯及び中国残留邦人等に対する支援給付受給世帯の人は、事前の申請により自己負担額が免除されます。
自己負担額の免除申請方法について
- 予防接種を受ける前に、必要書類をそろえて、保健センターへ来所または郵送にて申請してください。
- 来所にて申請する場合、健康保険証など申請者の本人確認ができるものを持参してください。
※郵送による不着等については、責任を負いかねますのでご了承ください。
自己負担額免除の申請に必要な書類
「刈谷市個人負担金免除申請書」
以下よりダウンロードしてご利用ください。お電話いただければ郵送します。
申請者が免除を受ける人及び同一世帯員以外の場合、免除を受ける人の委任が必要になります。
市民税非課税世帯で、令和5年1月2日以降に刈谷市へ転入した人は、令和5年1月1日現在の住所地で世帯全員分の「令和5年度住民税の非課税証明書」が必要です。非課税証明書の発行は、市町村により有料の場合があります。転入時期によって、「令和5年度介護保険納入通知書(刈谷市発行のもの)」で確認できる場合がありますので保健センターへお問い合わせください。
接種の受け方
指定医療機関へ予約し、次のものをお持ちください。
- 令和5年度刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種予診票兼接種券(紫色)
- 接種費用2,500円(無料券をお持ちの方は不要です。)
- 令和5年度刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種無料券(お持ちの方のみ)
- 健康保険証(予防接種には必要ありませんが、診療の際、必要になる場合もあります。)
定期予防接種が受けられる指定医療機関
高齢者肺炎球菌予防接種(定期接種)指定医療機関は、以下よりご確認ください。
副反応が起こった場合(健康被害救済制度)
予防接種の後まれに副反応が起こることがあります。また、予防接種と同時に、他の病気がたまたま重なって現れることもあります。
予防接種を受けた後、接種した部位が痛みや熱をひどくもって腫れたり、全身のじんましん、高熱など体調変化が現れた場合は、速やかに医師(医療機関)の診察を受けてください。
予防接種法に基づく救済制度が適用される場合は、健康被害の程度に応じて、給付を受けることができます。
知立市・高浜市の医療機関で接種を希望する場合
接種を希望する医療機関が指定医療機関であるか確認し、直接医療機関へ予約してください。事前の手続きは不要です。
知立市、高浜市の指定医療機関は以下よりご確認ください。
刈谷市・知立市・高浜市の指定医療機関以外で接種を希望する場合
必ず予防接種を予約する前に、保健センターへ申請が必要です。
保健センターへ申請をする前に、予防接種を希望する医療機関または施設が、愛知県広域予防接種の受け入れを行っているかどうかを確認してください。
愛知県広域予防接種の受け入れを行っていない医療機関、または県外で接種される場合、事前申請の他に予防接種後の費用還付の手続きも必要です。
【愛知県広域予防接種の受け入れを行っているかの確認方法】
- 接種予定病院へ直接確認
- 保健センターへ電話でお問合せ
- 愛知県広域予防接種事業ホームページで検索(下記URL参照)
愛知県広域予防接種の受け入れを行っている医療機関の場合
申請書は、以下よりダウンロードできます。お電話いただければ郵送します。
申請手続きが完了するまでに2週間程度かかりますので、ご了承ください。来所で申請される場合は、以下のものをご持参ください。
【申請時の持ち物】
- 申請者の身分証明書(運転免許証や健康保険証など)
- 令和5年度刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種予診票兼接種券
- 接種を希望する医療機関の正式名称・住所・電話番号がわかるもの(施設等に入所中の方も、予防接種を実施する医師の医療機関の正式名称・住所・電話番号を、施設に必ずご確認ください。)
- 令和5年度刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種無料券(発行された人のみ)
【申請後の流れ】
申請後発行された広域予防接種の「連絡票兼接種済証」と「予診票」を使用し、刈谷市内と同様に自己負担額2,500円(個人負担金免除申請者は無料)で接種できます。
愛知県広域予防接種の受け入れを行っていない医療機関、または県外医療機関で接種する場合
※事前申請の方法は、愛知県広域予防接種の受け入れを行っている医療機関の場合と同様の手順です。
【申請後の流れ】
申請後発行された「依頼書」と「令和5年度刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種予診票兼接種券」を使用し、接種を受け、接種費用(全額)を医療機関へお支払いください。接種後に再度保健センターへの費用還付手続きが必要となります。
費用還付の手続き方法や請求書等は事前申請時にお渡しするか、後日郵送します。
予防接種情報
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このページに関するお問い合わせ
保健センター(健康推進課)
〒448-0858
刈谷市若松町3丁目8番地2
電話:0566-23-8877 ファクス:0566-26-0505
保健センター(健康推進課)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。