声のかけ方・寄り添い方講座(ゲートキーパー養成講座)
悩んでいる人への声のかけ方や話の聴き方について、専門家から学ぶ「声のかけ方・寄り添い方講座」を開催しています。

~例えばこのような内容を学べます~
悩んでいる人への寄り添い方・話の聴き方
相談を受けるあなた自身のこころのケア
「死にたい」と言われたときの声かけの仕方、対応の仕方
相談を受けた際の具体的なつなぎ先について
あなたもゲートキーパーになりませんか?

人は誰でも落ち込むことがあります。身近な人や大切な人が落ち込んでいたら心配になりますよね。身近な悩んでいる人の「変化に気づき」「じっくりと耳を傾け」「支援先につなげ」「温かく見守る」人のことをゲートキーパーと言います。特別な資格は必要ありません。誰でもなることができます。
ゲートキーパーの4つの役割
(1)変化に気づく:家族や仲間の変化に気づいて声をかける
変化に気づき、声をかけることが大切です。いつもと様子が違うなと思っていてもスルーせずに「心配していますよ」という気持ちを伝えてみましょう。悩み事はなかなか自分からは打ち明けにくいものです。さりげなく声をかけることで、相手に話すきっかけを与えることができます。あなたのことを心配していますよという気持ちを伝えることが大切です。
(2)じっくりと耳を傾ける:本人の気持ちを尊重し耳を傾ける
もし相手が悩みを打ち明けてくれたら、相手の気持ちに寄り添うことを心掛けてください。なにかアドバイスをしなくては、と考えてしまいがちですが、悩みを打ち明けるだけでもエネルギーを使います。相手に「大変だったね」「よくやってきたね」と労いの言葉をかけ、一通り話を聞いたら「話してくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えてみてください。
(3)支援先につなげる:早めに専門家に相談するよう促す
相談者の抱えている問題に応じて、専門家や相談窓口へつないで下さい。専門的な知識を持っていないと解決できないこともあります。対応に困ったときは、一人で抱え込まず、専門家の力を借りましょう。
(4)温かく見守る:温かく寄り添いながらじっくりと見守る
相談先へつないだ後も、引き続き話をきいてください。「この間、行ってみてどうだった?」など声をかけ、「あなたのことを心配しているよ」ということを伝えてあげてください。こころの健康を取り戻すには時間がかかります。見守りを感じて安心感を得ることが大きな支えとなっていきます。

ゲートキーパーは上記4つの役割が期待されていますが、
そのうち1つができるだけでも悩んでいる方にとっては大きな支えになります。
概要
- 対象:原則、10名以上の参加が見込まれる団体及びグループ(刈谷市在住または通勤している人)
- 実施日:平日(実施時間は応相談)
- 講師:臨床心理士等
- 時間:1時間程度
- 費用:無料
- 会場:市内の事業所、集会所など ※講座に使用する会場はご準備ください。
申込み方法
受講希望日の2か月前までに下記申込書を記入し、メール(kenkou@city.kariya.lg.jp)または、fax(0566ー26ー0505)で送付してください。
またご不明点等ありましたら電話(0566ー23ー9559)で健康推進課までお問い合わせください。
※講師の都合等により、ご希望の日程に添えない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
関連情報
- ゲートキーパーになろう!大人向け|厚生労働省(外部リンク)

- ゲートキーパーになろう!青年期向け|厚生労働省(外部リンク)

- あなたもゲートキーパーに!大切な人の悩みに気づく、支える|政府広報オンライン(外部リンク)

- 悩んでいるあなたへ 支えたいあなたへ「マンガで読む相談例」(ゲートキーパーになろう!大人向け|厚生労働省)(外部リンク)

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このページに関するお問い合わせ
保健センター(健康推進課)
〒448-0858
刈谷市若松町3丁目8番地2
電話:0566-23-9559 ファクス:0566-26-0505
保健センター(健康推進課)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
