刈谷城址
城町1丁目(亀城公園内)
刈谷城は、天文2年(1533)水野忠政によって築かれました。江戸時代には水野、水野(分家)、松平(深溝)、松平(久松)、稲垣、阿部、本多、三浦、土井氏と譜代大名が城主となり、明治4年(1871)に廃藩となりました。城絵図によると、本丸、二の丸、三の丸、御殿等が整備され、その間を堀が取り巻き、大手門から町口門を経て城下町へ通じています。江戸時代前期の城絵図によると本丸の北西と南東の隅に櫓があったことが確認できます。城米蔵、武器蔵、作事蔵、賄所等の位置も記され、番所がところどころに配置されています。
また、平成25年は刈谷城の築城から480年にあたる年であったことから、様々な関連イベントを実施しました。
亀城公園再整備について
亀城公園発掘調査について
亀城公園再整備事業に伴い、本丸周辺にかつて存在した石垣や隅櫓、城門などの位置を確認するための発掘調査を平成21年度から継続的に実施しています。廃城後の払い下げにより、土塁や堀の一部を除いて城の建造物はほとんど残っていませんが、江戸時代に描かれた城絵図と比較しながら発掘調査を進め、地中に埋もれる痕跡を探し出し、しだいにそれらの位置が分かってきました。
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平成21年度現地説明会資料 (PDF 1.2MB)
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平成22年度現地説明会資料 (PDF 1.8MB)
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平成23年度現地説明会資料 (PDF 2.1MB)
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平成25年度現地説明会資料 (PDF 2.1MB)
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平成26年度現地説明会資料 (PDF 2.1MB)
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