絹本著色伝通院画像【県指定有形文化財(絵画)】

ページID1013169  更新日 2023年4月1日

印刷大きな文字で印刷

絹本著色伝通院画像

よみ
けんぽんちゃくしょくでんづういんがぞう
所在地
天王町
所有者
楞厳寺
指定年月日
昭和30年6月6日

於大(伝通院)は徳川家康の生母であり、水野忠政の娘です。天文10年(1541)岡崎城主松平広忠に嫁ぎ、同11年に竹千代(のちの徳川家康)を生みました。
肖像画としては室町最末期の趣をとどめ、着衣や文様調度いずれも桃山以前の風俗を示しています。白い頭巾を被り小袖を着用し、右手に数珠を握って繧繝縁の上畳に座す比丘尼像です。
寺伝によると、文禄3年(1594)に楞厳寺に納入したといわれます。また寛文12年(1672)岡崎藩主水野忠膳がこの画像を借り模写したといわれ、極めて重要かつ確実な遺像というべきもので、絵画的にも歴史的にも貴重なものです。
 

このページに関するお問い合わせ

歴史博物館
〒448-0838
刈谷市逢妻町4丁目25番地1
電話:0566-63-6100 ファクス:0566-63-6108
歴史博物館へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

ページ内容改善の参考とするためにご意見をいただいています。

このページの内容は分かりやすかったですか?