絹本淡彩綱座天神像【県指定有形文化財(絵画)】

ページID1013167  更新日 2023年4月1日

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絹本淡彩綱座天神像

よみ
けんぽんたんさいつなざてんじんぞう
所在地
小山町
所有者
敬専寺
指定年月日
昭和30年5月6日

鎌倉時代中期以後のもので、普通の天神像とは異なり、綱を丸く巻いた上に座っています。菅原道真が都から筑前国に流されていく途中、筑前袖ヶ浦に仮泊して舟で下る際、浜辺で敷物がなかったので、舟に使う綱を丸く円座の形にしてその上に座ったという言い伝えを描いたものといわれます。
筆の使い方・彩色の仕方・墨の色などには、大和絵の描き方がみられ、衣服のぼかし方などには鎌倉時代の肖像画とは異なった手法がみられます。
この画像は怒りの相をしており、観賞用ではなく神像としてまつられたものと思われます。
 

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