令和2年度 協働に向けた意見交換会「協働のまつり場」を開催しました
協働のまつり場とは、共存・協働のまちづくりの推進に向けて、市民・NPO・地域団体と行政の実務担当者同士が、意見交換を通じてテーマに対する相互理解やめざす目的を共有することで、新たな発見や市民との役割分担などを探る場です。
テーマ:「食まるファイブを活用して若年層に食育をPRするには」
刈谷市食育推進計画における重点プログラムである子どもに対する栄養バランスについての知識の普及や若年層への食育の啓発、「食まるファイブ」 による食育普及活動などは市民・各種団体・行政の協働により推進されています。
その食育推進計画における課題として、20代の朝食欠食割合が高いことが挙げられます。そのため、食まるファイブを活用し、若年層に食育の重要性を啓発する方法について意見交換しました。
令和2年度 協働のまつり場開催概要
日時
- 令和2年9月28日(月曜) 10時~12時
- 令和2年10月13日(火曜) 10時~12時
場所
刈谷市役所会議室
参加者
- 市民
- 食まるファイブ応援団刈谷
- 株式会社デンソー
- 愛知教育大学
- NPO法人まちづくりかりや
- 行政
- 農政課
- 健康推進課
- 学校教育課
- 生涯学習課
- 事務局
- 市民協働課
- NPO法人ボランタリーネイバーズ
意見交換内容
第1回協働のまつり場
特に20代男性が朝食を欠食してしまう理由とは
20代男性の朝食欠食割合が高いことについて、生活環境や習慣など様々な要因について意見交換をしました。
- 仕事、バイトなどで食べる時間がない
- 家族も朝食を食べないため、生活のルーティーンに入っていない
- 朝食の用意や片付けが面倒
- 食べなくても動けるし、ダイエットになると思っている
欠食理由をふまえて青年層に食育をPRするアイディア
朝食をとることにどんなメリットがあるか、それをどうPRするかについて意見交換をしました。
- 学力や体力への影響、生活習慣を整える重要性など、朝食のメリット、朝食を抜くことのデメリットを発信する
- 朝食が楽しみになるレシピなど簡単な朝食が食べられるアイディアを発信する
- 学校や職場を通して、朝食は大事という意識に働きかける情報発信をする
- YouTubeでPRする
第2回協働のまつり場
第1回協働のまつり場で検討した内容をふまえ、担当課から2つの提案が出されました。
朝食をとる必要性、朝食をとるような働きかけを行う情報発信
YouTubeチャンネルで青年層、特に男性をターゲットに朝食を食べてもらうためのコンテンツ発信を行うことを提案し、出演者や内容、動画の作り手、発信に関するPRについて意見交換しました。
- 当事者である若い男性に出演してもらったり、しょくまるファイブが出るアニメを制作しレシピを説明する
- 刈谷や西三河の食材で作ってみた動画や5分で作れるお手軽調理動画を制作する
- 刈谷駅前商店街チャンネルなど刈谷市内の他のチャンネルを活用する
- 動画を更新したら、他の媒体でもPRする
上記の意見をふまえて、動画で市民の力を借りることに加え、刈谷の農産物を使うなど関係者に協力を得る形で検討することとしました。
モーニングや朝食が購入できる店舗を紹介する情報発信
朝の通勤時間帯に飲食店有志による朝食の販売を行うことを通じて、朝食習慣の定着を促進することを提案し、対象者や店舗、メニュー、仕掛け・工夫、スペースについて意見交換しました。
- 出店してもらうお店側のメリットが見込めるよう、会社や大学へのキャンペーン周知を併せて行うことが重要
- ワンハンドで食べられるものやコーヒーとセットで食べられるものがいい
- 朝食を食べることが習慣づくように情報提供をする
- 食べている姿や並ぶ姿は、お客がお客を呼んでくる効果があるので、立ち食いができるイートコーナーをつくる
その他、どの栄養素がとれるかといった啓発情報を掲示するなどの意見もあり、実施にあたっては出店者にメリットをしっかり伝えて協力を得ることを検討することとしました。
このページに関するお問い合わせ
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〒448-8501
刈谷市東陽町1丁目1番地
電話:0566-95-0002 ファクス:0566-27-9652
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