がん

ページID1003308  更新日 2023年10月24日

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刈谷市のがんの現状は?

死因第1位は「がん(悪性新生物)」です!

イラスト:体調不良の人

本市の令和3年の主要死因の構成比をみると、生活習慣に起因する疾患の割合(悪性新生物(あくせいしんせいぶつ)、心疾患(しんしっかん)、脳血管疾患(のうけっかんしっかん)を合わせた割合)が4割以上を占めています。
なかでも悪性新生物の割合は男性では26.3%、女性では25.6%と非常に高く、死因の第1位となっています。

性別死亡数と死亡割合(令和3年) 男
死因順位 死因

死亡数

死亡割合

第1位 悪性新生物 174人 26.3%
第2位 老衰 56人 8.5%
第3位 心疾患(高血圧症を除く) 51人 7.7%
第4位 脳血管疾患 43人 6.5%
第5位 不慮の事故 25人 3.8%
第6位 肺炎 21人 3.2%
第7位 自殺 14人 2.1%
第8位 腎不全 12人 1.8%
第9位 肝疾患 9人 1.4%
第10位 大動脈瘤及び解離 4人 0.6%
  その他 252人 38.1%

計:661人(100.0%)

性別死亡数と死亡割合(令和3年) 女
死因順位 死因

死亡数

死亡割合

第1位 悪性新生物 139人

25.7%

第2位 老衰 77人 14.2%
第3位 心疾患(高血圧症を除く) 49人 9.0%
第4位 脳血管疾患 41人 7.6%
第5位

不慮の事故

19人 3.5%
第6位 肺炎 13人 2.4%
第7位 腎不全 9人 1.7%
自殺 9人 1.7%
第9位 肝疾患 7人 1.3%
大動脈瘤及び解離 7人 1.3%
  その他 171人 31.6%

計:541人(100.0%)

がんの部位(がん死因)のうち、”肺がん・大腸がん・胃がん”が多い!

部位別 悪性新生物死亡数

部位

昭和60年

平成7年

平成17年

平成27年

令和2年

令和3年(男)

令和3年(女)

食道

3人 4人 9人 9人 3人

9人

1人

36人 40人 34人 44人 33人

17人

17人
大腸(結腸・直腸・直腸S状結腸移行部及び肛門) 5人 17人 25人 34人 38人 18人 31人

肝臓

10人 18人 17人 24人 25人 17人

7人

胆のう及び肝外胆管

- 4人 11人 19人 15人

7人

8人

膵臓

8人 5人 13人 31人 29人 17人 13人
気管・気管支及び肺 15人 30人 48人 66人 58人 46人

12人

乳房 3人 3人 3人 14人 18人

1人

13人
子宮 2人 3人 3人 1人 8人

0人

8人

前立腺 - - 2人 9人 11人

12人

0人

白血病 2人 6人 8人 7人 6人 5人 0人
その他 39人 37人 43人 66人 59人 25人 29人
123人 167人 216人 324人 303人 174人 139人

刈谷市のがん検診、どれくらいの人が受けているの?

がんは早期に発見し、早期に治療を行えば治癒する場合が多いとされています。各種がん検診の受診率は部位によって異なるものの、受診率の目標40~50%には満たない状況です。

イラスト:かつなりくん

早期のがんは自覚症状がなく、自分ではほとんど気づきません。ですから定期的にがん検診を受けることが大切です。自分だけでなく、家族や大切な人のためにも毎年がん検診を受診しましょう。

刈谷市がん検診でのがん発見者数

 

部位 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度
胃がん 8人 4人 6人 5人 2人
大腸がん 32人 27人 23人 22人 16人
肺がん 5人 1人 4人 4人 4人
乳がん 20人 16人 13人 11人 11人
子宮がん 0人 0人 2人 1人 0人
前立腺がん 24人 34人 21人 44人 28人

「けんこうかりや」より

がんになるのはどんな人?

がんは様々な要因で発症します。日本では男性のがんの43.4%、女性のがんの25.3%は、たばこや飲酒、食事、運動などの生活習慣や、感染症といった予防できるものが原因と言われています。

がんの好発年齢と原因
部位 好発年齢 主な原因
胃がん 40歳代後半から増加し始め、男女比では男性のほうが女性より多くなります。 喫煙、塩辛い食品、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染、野菜・果物不足
大腸がん 50歳代から増加し始め、高齢になるほど多くなります。 肥満、飲酒、赤肉(牛、豚など)や加工肉(ハム、ベーコンなど)に偏った食事
肺がん 40歳代後半から増加し始め、高齢になるほど多くなります。男性は、女性の3倍~4倍です。 喫煙または副流煙による受動喫煙
乳がん 30歳代から増加し始め、50歳前後にピークを迎えます。 飲酒、肥満(閉経後)、授乳歴がない、初経が早い、閉経が遅い
子宮がん 子宮頸がんは、20歳代後半から増加し始めます。近年では、若年層で増加傾向にあります。
子宮体がんは、40歳代後半から増加し、50歳代から60歳代にピークを迎え、その後減少します。
HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染、低年齢での性体験、性的パートナーが多い、多産、喫煙

がんを予防するには?

日常生活を振り返り、生活習慣を見直しましょう!

「見直しのコツ」は、下のファイルをご覧ください。

定期的にがん検診を受けましょう!

生活習慣の改善を心がけたとしても、がんになるリスクをゼロにすることはできません。そこで重要となるのががん検診です。医学の進歩により、約半数のがんが治る時代となりました。特に早期発見できれば、治癒率はとても良くなります。がん全体についてみると、早期がんの段階で治療が受けられれば、およそ9割が完治するといわれています。
早期のがんは自覚症状がなく、自分ではほとんど気づきません。ですから、定期的にがん検診を受けることが大切なのです。
自分だけでなく、家族や大切な人のためにも1年に1回がん検診を受診しましょう!

がんその他の情報サービスは以下のリンクをご覧ください。

突然のがんに備えておきましょう!

愛知県では、突然のがんに備えるチェックリストを作成しています。

二人に一人ががんにかかる時代。いざという時のつらさや衝撃を少なくするために、日ごろから備えておくことは重要です。誰もがなりうる病とどう向き合い、支えあい生きるのかを考え、正しい行動が起こせるよう「自分だけはがんにならない自信がある」などと油断せず、普段からがん罹患のリスクに備えましょう。

詳細は以下のページよりご確認ください。 

【参考】がんに関する情報

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このページに関するお問い合わせ

保健センター(健康推進課)
〒448-0858
刈谷市若松町3丁目8番地2
電話:0566-23-9559 ファクス:0566-26-0505
保健センター(健康推進課)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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