合流式下水道について
合流式下水道緊急改善事業
刈谷市の下水道整備区域のうち、早くから整備が進められてきた市役所を中心とする約320haの区域は、事業当初より合流式下水道が採用されています。
合流式下水道は、雨水と汚水を同一管きょで排除するシステムであり、整備に要する時間やコストを抑えられることから、刈谷市が下水道の整備に着手した当初は主流となっていました。しかし、雨天時に未処理の汚水が雨水とともに公共用水域に排出されることがあり、水質汚濁、悪臭の発生および公衆衛生上の観点で全国的な社会問題となったことから、平成15年度の下水道法施行令の改正で、合流式下水道の改善対策が義務付けられました。
刈谷市では、平成16年度に「刈谷市合流式下水道緊急改善計画」を策定し、以下の改善目標を掲げて対策に取り組み、平成25年度までに愛知県の事業を含むすべての対策事業が完了しました。
- 汚濁負荷量の削減(放流負荷量を分流式下水道並みに削減)
- 公衆衛生上の安全確保(未処理放流水の放流回数の半減)
- きょう雑物の削減(吐口でのきょう雑物の流出を極力防止)
(※きょう雑物とは、下水と一緒に流れてくるビニール袋や固化した油などの固形物のこと)
事後評価
合流式下水道緊急改善事業の完了に伴い、改善目標の達成状況の確認を目的として、事後評価を実施しました。
評価の実施にあたっては、学識経験者等の第三者で構成される刈谷市合流式下水道緊急改善事業アドバイザー会議を開き、評価の透明性・客観性を確保しました。
評価の結果、改善事業の効果を確認しましたので公表します。
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このページに関するお問い合わせ
下水道課
〒448-8501
刈谷市東陽町1丁目1番地
電話:0566-62-1029 ファクス:0566-23-2087
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