マンホールトイレ

マンホールトイレとは

下水道管路にあるマンホールの上に簡易な便座やテントを設けることで、災害時において迅速にトイレ機能を確保するものです。
災害時には停電や断水、給排水管やし尿処理施設の損壊等によって水洗トイレが使用出来なくなる恐れがあるため、携帯トイレや仮設トイレと合わせて避難所にマンホールトイレを整備することで、衛生的なトイレ環境の確保や、排せつを控えることによる健康被害の軽減を目指しています。
本市では、避難所に指定されている学校の中で設置が可能な避難所に整備を進めているところです。
なお、YouTubeにてマンホールトイレの組み立て方法や仕組みについて分かりやすく説明しているので、ぜひ以下のURLからご覧ください。

• ビデオ広報かりや No103 災害でトイレが使えない！？～整備進むマンホールトイレ～（外部リンク）

マンホールトイレの特徴

すぐに使える

マンホールの上に便座やテントを設置するだけで使用可能です。10分程度で日常使用している水洗トイレに近い環境を確保できます。
 

要配慮者が使用しやすい

仮設トイレのように入り口に段差がないため、高齢者や車イスを利用している方でも使いやすい仕様になっています。

衛生的である

し尿を汲み取る必要はなく、下水道本管へ流すことができます。
また、使用前にプール等の水源から水を溜めておくことで臭いを軽減することができます。

マンホールトイレの仕組み

上の図はマンホールトイレの断面をイメージした図です。
マンホールの下には、し尿を貯留することができる下水道管が埋設されているため、下水道施設や下水道本管等の状態に関わらず一定期間は使用できます。
下水道施設や下水道本管等の復旧後、汲み取りを行うことなく下水道本管へ流下することができます。

避難所マンホールトイレの整備一覧

避難所マンホールトイレの整備一覧

No.	施設名	設置数（基）
1	日高小学校	4
2	衣浦小学校	4
3	平成小学校	4
4	小垣江小学校	5
5	小垣江東小学校	4
6	東刈谷小学校	4
7	刈谷南中学校	9
8	刈谷東中学校	8
9	雁が音中学校	7
10	朝日中学校	9