7.町口門跡
町口門跡(まちぐちもんあと)
肴町と本町の通りを降りてきたところに広場があり、そこから階段を昇ると町口門がありました。門を入った左手に番所がおかれており、町人は鑑札がないと通行できませんでした。
鑑札を願い出た者には町口門通り札を渡し、城内での商売を許し、昼7ツ時(午後4時頃)からは閉ざして通用を禁止しました。
明和2年(1765)10月からは、庄屋・組頭で用向きがある場合は出入りを許されました。文政4年(1821)からは、商売によらず庄屋に届け出て通行札を貰えば自由に出入りができ、さらに刈谷・元刈谷・熊・高津波の4か村の者は、札がなくても勝手に町口門を出入りできるようになりました。
史跡の位置
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