木造阿弥陀如来立像【市指定有形文化財(彫刻)】
- よみ
- もくぞうあみだにょらいりゅうぞう
- 所在地
- 広小路 十念寺
- 所有者
- 刈谷頌和会
- 指定年月日
- 平成17年6月30日
檜材の寄木造で、内刳。像高78.9センチ。
土井氏が西尾藩主であった頃、利勝寺を建立した際に安置されたものと思われます。土井氏が西尾から刈谷に転封してきた際、利勝寺とともに同仏像も移したと思われます。利勝寺が明治になって廃寺となってからは、十念寺に移され、刈谷頌和会が管理しています。
仏像自体の衣文のさばきは柔軟性もあり、鎌倉時代にもっとも普及した安阿弥様式であることから、13世紀後半頃の作と考えられます。
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