祖母懐茶壺【市指定有形文化財(工芸品)】
- よみ
- そぼかいちゃつぼ
- 所在地
- 逢妻町 刈谷市歴史博物館
- 所有者
- 永源寺
- 指定年月日
- 昭和33年2月25日
口径11.5センチ、器高38センチ、底径15センチで、素地はきめが粗く、口端は外反しています。古瀬戸製品で、器面には茶褐色の鉄釉をたたきつけて、刷毛で斜めに擦ったあとがあります。
底面に祖母懐の印刻銘があります。口伝によると加藤藤四郎の作として祖母神社に奉献されたものといわれます。
祖母懐とは瀬戸で最も良質な陶土が採れたといわれるところで、この土で作った茶入れを祖母懐といいます。
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