井ケ谷古窯跡群【市指定史跡】

- よみ
- いがやこようせきぐん
- 所在地
- 井ケ谷町丘陵
- 所有者
- 刈谷市・愛知教育大学・個人
- 指定年月日
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昭和33年11月11日
令和5年2月15日追加指定・部分解除
井ケ谷古窯跡群は猿投山西南麓古窯跡群の一つで、76基が発見されていますが、そのうちの8基(洲原第1・2・7・8号窯、西石根7~9号窯、松根第3号窯)が指定されています。井ケ谷町の洲原池、大池、広沢池、牛池などの池の周辺に分布し、碧海台地より古くて一段高い挙母台地に広がっています。この地域には瀬戸陶土層に連なる良質の粘土を含んでいます。
井ケ谷窯の最も古い時期の窯は8世紀後半で、9世紀前半頃最盛期を迎え、9世紀~10世紀にかけて衰退していきました。
井ケ谷窯で焼かれたものは須恵器(奈良時代)、灰釉陶器(平安時代)、山茶碗(鎌倉時代)などです。
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