中島秋挙句碑【市指定史跡】
- よみ
- なかじましゅうきょくひ
- 所在地
- 司町
- 所有者
- 市原稲荷神社
- 指定年月日
- 昭和33年2月25日
天保10年(1839)に中島秋挙の門人である加藤茂陵らが建てたもので、秋挙の追善俳諧集である「はなのわたり」の題名にもなった「夜わたしの 今に声あり 華さかり」の句が刻まれています。この句は市原の渡し場のにぎやかな様子をうたったもので、碑のあるあたりはその句にちなんだ場所です。
中島秋挙は安永2年(1773)刈谷藩士中島左守の長男として生まれました。享保2年(1802)に致仕し、自ら薙髪して曙庵と号し、名古屋の井上士朗に師事しました。文政9年(1826)に病で亡くなりました。墓は十念寺にあります。
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