肴町の山車【市指定有形民俗文化財】
- よみ
- さかなまちのだし
- 所在地
- 逢妻町 刈谷市歴史博物館
- 所有者
- 刈谷市
- 指定年月日
- 平成12年8月21日
刈谷地区で山車は華車、花車、祭礼車とも呼ばれます。市原稲荷神社の祭礼に使われたもので、一時は6台の山車が出ていました。山車におけるからくり等の上演も古くから行われており、糸からくりは安政6年(1859)まで行われていました。
肴町の山車は、何度か修復されていますが、江戸時代に造られたものと思われ、車台のうちに輪が入る内輪式であることから知多型に近く、精緻な彫刻が施されています。
市原稲荷神社での山車の参加は昭和40年を最後に一旦途絶えました。肴町の山車は同町内の祭小屋で保管されたのち、個人で保管され、平成11年12月に刈谷市へ寄贈されました。その後修復され、現在は刈谷市歴史博物館で展示・保管され、祭礼(大名行列・山車祭)にも使用されています。
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