小垣江の山車【市指定有形民俗文化財】

よみ

おがきえのだし

所在地

小垣江町　小垣江新田屋敷山車蔵

所有者

小垣江の山車保存会

指定年月日

平成10年2月27日

小垣江の山車は、小垣江神明神社の祭礼に出ていたもので、現在史料では天保15年（1844）が初見です。祭礼に参加する山車の台数は年によって異なり、弘化3年（1846）には5台の山車が確認されますが、この神明神社の祭礼における山車の参加については、明治6年頃に一時なくなったと思われます。
この5台のうちの1台が明治10年に刈谷町の正木新道に売却され、市原稲荷神社の祭礼に使用されました。その後個人所有で保存されていましたが、平成6年に再び小垣江地区に戻されました。その後修復され、現在は小垣江神明神社、金刀比羅社の祭礼に使用されています。