森三郎について
森三郎(1911年~1993年)
森三郎は、明治44年(1911年)愛知県碧海郡刈谷町(現在の刈谷市)に生まれ、20歳のとき童話雑誌「赤い鳥」に「赤穴宗右衞門兄弟」を投稿し採用され、21歳で「赤い鳥社」に入社、同社の編集記者として活躍した童話作家です。
森三郎童話の世界観は、兄弟、母親などを通して、いろいろな経験を経て、一歩成長する過程を描いており、日常生活の中にある子どもの心の揺れを見事に表現しています。これは、現代にも通じる子どもの心をとらえています。また、人間や動物といった命あるものに対する優しさがあふれています。
森三郎おすすめ童話
数多くの作品の中から、おすすめの童話を18編選びました。
小学校の学年に応じて漢字の表記等を工夫しています。
ぜひ読んでみてください。
小学校低学年向き
- けいと (PDF 269.9KB)
- 雪こんこんお寺の柿の木 (PDF 487.6KB)
- おばあさん (PDF 377.0KB)
- 狐の提燈 (PDF 177.3KB)
- おばあさんと鬼 (PDF 270.1KB)
- 目ぐすり (PDF 271.4KB)
小学校中学年向き
- けんかの後 (PDF 198.9KB)
- 虎 (PDF 346.7KB)
- わらび餅 (PDF 362.3KB)
- 狐 (PDF 181.4KB)
- いたちの手ぬぐい (PDF 325.8KB)
- ちえの小法師 (PDF 200.4KB)
小学校高学年向き
- 雪 (PDF 278.3KB)
- 夜長物語 (PDF 644.8KB)
- 秋蝉 (PDF 369.2KB)
- めぐりあい (PDF 262.8KB)
- とんび凧 (PDF 218.5KB)
- 赤穴宗右衛門兄弟 (PDF 207.7KB)
「森三郎童話選集」販売中
「夜長物語」
刊行 平成8年12月
体裁 A5判 263頁
頒価 1,000円
送料 360円
収録作品
「赤いポスト」、「秋蝉」、「雪」、「三條中納言」、「羅生門」、「けいと」、「こうもり傘」、「けんかの後」、「弟」、「鐘」、「榎の僧正」、「春告鳥」、「夜長物語」、「副級長」、「だだっ子」、「一人相撲」、「銀作」、「あのころ」、「西瓜」、「とんび凧」、「柏野大納言」、「笛」、「赤穴宗右衛門兄弟」、「ピアノ」、「祖母」、「狐の提燈」、「猿」、「おばあさん」、「蛙」、「山のあなた」
「かささぎ物語」
刊行 平成7年5月 初版
令和5年1月 再版
体裁 A5判 263頁
頒価 1,600円
送料 360円
収録作品
「狐」、「夕顔物語」、「馬方八五郎」、「父」、「鼓大名」、「帽子にばけたクロネコ」、「お染」、「わらび餅」、「めぐりあい」、「赤鬼青鬼」、「梅の木」、「新葛の葉ものがたり」、「かささぎ物語」、「竹馬与市」、「虹の松原」、「目ぐすり」、「虎」、「ちえの小法師」、「おばあさんと鬼」、「一片のパイ」、「簪(かんざし)」、「いたちの手ぬぐい」、「アオイの大臣」、「ジャンケン橋」、「姉」、「山彦」、「雪こんこんお寺の柿の木」
註)本作品は、あくまでも原文を基本としましたが、小学校5年生以上を対象として、楽しく作品が味わえるよう多少の配慮をしています。
「森三郎童話選集」購入方法
来館又は郵送でお買い求めいただけます。
来館の場合
- 刈谷市中央図書館2階事務室へお越しください。
郵送の場合
- 本の代金として、「夜長物語」は1冊あたり1,000円分、「かささぎ物語」は1冊あたり1,600円分の定額小為替証書と、郵送料として360円分の切手(1冊送付の場合)を刈谷市中央図書館(住所はページ下部「このページに関するお問い合わせ」に記載)に送付してください。ご指定の送付先へ本をお送りしますので、送付先の住所及び氏名が分かるようにしてください。
注意)小為替には何も記載せずに送付してください。
「森三郎童話選集」掲載作の初出について
「かささぎ物語」及び「夜長物語」は、子どもが楽しめるよう用語の書き換えがなされ、また作品初出を欠いています。その不足を補うため、初出一覧を作成しました(酒井昌代・神谷磨利子[調査]・鈴木哲[編集])。
最も早い作品は、「赤穴宗右衛門兄弟(1931年)」、遅いものは「一片のパイ(1952年)」です。前者は森三郎(1911-93)20歳、後者は41歳の作品となります。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
中央図書館
〒448-0852
刈谷市住吉町4丁目1番地
電話:0566-25-6000 ファクス:0566-26-0510
中央図書館へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。