高齢者肺炎球菌予防接種費用の一部助成(任意接種)
費用の一部助成について
高齢者肺炎球菌予防接種を希望される方に、接種費用の一部助成をします。
この場合は、予防接種法に基づかない任意の予防接種となりますので、予防接種による効果や副反応及び健康被害救済制度などをよく理解し、かかりつけ医師などとご相談のうえ、接種するかどうか検討してください。
肺炎とは
肺炎は、細菌やウィルスなどが肺に入り込んで起こる炎症です。からだの抵抗力が弱まったときなどにかかりやすい病気です。肺炎の原因となる細菌やウィルスは、人の体や日常生活の中に存在しています。日頃から、手洗い・うがいを徹底するなど、肺炎の予防を心がけた生活を送ることが大切です。
高齢者肺炎球菌予防接種(23価肺炎球菌ワクチン)について
高齢者肺炎球菌予防接種費用一部助成の対象となるワクチンは、23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックスNP)です。
高齢者の肺炎の原因で最も多い「肺炎球菌」という細菌感染を予防するワクチンです。肺炎球菌には、93種類の血清型がありますが、高齢者肺炎球菌予防接種により23種類について感染を予防する効果があります。すべての肺炎を予防できるわけではありませんが、接種することによって重症化予防などの効果が期待できます。接種してから免疫ができるまで、平均で3週間ほどかかります。予防接種の効果は個人差がありますが、健康な人であれば、通常5年程度は有効と考えられています。
副反応は、注射部位の腫れ、熱感、痛みなど、全身症状として発熱、寒気、頭痛、倦怠感などがみられることがあります。また、非常にまれに、アナフィラキシー様反応など重篤な副反応が現れることがあります。
5年以内の再接種は、注射部位などの痛みなど副反応が強く出ることがあります。再接種にあたっては、十分な間隔を確保するようにし、医師とよく相談してください。
対象者
接種日において、刈谷市に住民登録がある、満65歳以上の人
ただし、以下の1~3のうち、1つでも該当する人は対象になりません。
- 以前に、高齢者肺炎球菌予防接種(定期接種)で、このワクチンの接種を受けた。
- 以前に、高齢者肺炎球菌予防接種費用の一部助成(任意接種)の制度で、このワクチンの接種を受けた。
- 過去5年以内に、このワクチンの接種を受けた。
満65歳の方で、上記1~3に当てはまらない場合は、定期接種の対象となります。
定期接種のページをご覧ください。
助成期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日
助成回数
生涯1回のみ
助成金額
助成券を市内指定医療機関へ提出し、接種費用から助成金額を差し引いた金額をお支払いください。
- 上限3,000円を助成
- 市民税非課税世帯または生活保護受給世帯及び中国残留邦人等に対する支援給付受給世帯の人は、上限8,000円を助成
※上限8,000円助成を希望する人で、すでに3,000円の助成を受けて自己負担額を支払っている場合、保健センターから返金することはできません。
※市民税は、令和6年度市民税を基にします。ただし申請日が令和6年4月から6月までの場合は令和5年度市民税を基にします。
助成券の申請方法について
以下のものを揃え、接種をする前に、保健センターへ来所または郵送にて申請してください。
- 刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種費助成金助成対象者認定申請書(※以下よりダウンロードできます。ダウンロードが難しい場合は、郵送いたします。)
- 来所で申請される場合は、申請者の本人確認ができるもの(マイナンバーカード・運転免許証・健康保険証等)
令和6年1月2日以降に刈谷市に転入した非課税世帯の人
上記必要書類に加えて、令和6年1月1日現在の住所地での世帯全員分の『令和6年度住民税の非課税証明書』が必要となります。
※住民税の非課税証明書の発行については、住所地により有料の場合があります。
※満65歳以上の人は、転入時期によって、『令和6年度介護保険納入通知書(刈谷市発行のもの)』の写しまたは『介護保険負担限度額認定証』で確認できる場合があります。保健センターへお問い合わせください。
助成が受けられる指定医療機関
高齢者肺炎球菌予防接種費用の一部助成が受けられる指定医療機関は、以下よりご確認ください。
指定医療機関以外での接種も可能です。「刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種費助成金助成対象者認定申請書」に予防接種を受ける医療機関名、住所、電話番号をご記入ください。
接種の受け方
指定医療機関で接種する場合
申請後、「令和6年度刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種費助成券」を発行します。
※助成対象とならない場合や申請内容の確認ができない場合等は、電話または文書にて、その旨を連絡します。
指定医療機関へ予約し、次のものをお持ちください。指定医療機関は、上記よりご確認ください。
- 令和6年度刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種費助成券
- 接種費用(医療機関によって接種費用は異なります。助成金額を超える分は、自己負担です。)
- 健康保険証(予防接種には必要ありませんが、診察の際、必要になる場合もあります。)
指定医療機関以外で接種する場合
申請後、「令和6年度刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種費助成券」、「依頼書」、費用還付についての案内文及び請求書をお渡しします。
「令和6年度刈谷市高齢者肺炎球菌予防接種費助成券」と「依頼書」を、接種する医療機関にご提出ください。接種費用は、医療機関へ一旦全額お支払いください。
接種後に保健センターへ費用還付のお手続きが必要となりますので、請求書等必要書類を保健センターまでご提出ください。
健康被害の救済措置
予防接種の後まれに副反応が起こることがあります。また、予防接種と同時に、他の病気がたまたま重なって現れることもあります。
予防接種を受けた後、接種した部位が痛みや熱をひどくもって腫れたり、全身のじんましん、高熱など体調変化が現れた場合は、速やかに医師(医療機関)の診察を受けてください。
予防接種法に基づく救済制度が適用される場合は、健康被害の程度に応じて、給付を受けることができます。
詳細は、下記リンク先にてご確認ください。
予防接種情報
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
保健センター(健康推進課)
〒448-0858
刈谷市若松町3丁目8番地2
電話:0566-23-9559 ファクス:0566-26-0505
保健センター(健康推進課)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。