お口の健康

ページID1003326  更新日 2023年9月5日

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お口の健康はなぜ大切なのか?

イラスト:歯科衛生士

歯や口は、食事をしたり会話をしたりするのに大切な役割があります。このため、歯や口の健康を維持することは、生涯を健康に過ごすための重要な要素となります。
また、むし歯(むしば)と歯周病(ししゅうびょう)の予防は、歯や口の健康を保つ基本となります。生涯を通じて自分の歯で何でもよくかんで食べることができるようにするためには、子どもの時期からの正しい歯みがき習慣や食習慣(しょくしゅうかん)の定着、定期的な歯科健康診査の受診が大切です。

刈谷市のお口の健康の現状は?

むし歯のない3歳児の割合推移

刈谷市では、むし歯(むしば)のない3歳児の割合は増加傾向にあります。
愛知県と比較しても、刈谷市はむし歯のない3歳児が多くなっています。
乳幼児期は基本的な生活習慣を身につける重要な時期です。子どものころからよくかんで食べ、正しい歯みがきの方法と、食べたら歯をみがく習慣を身につけましょう。

グラフ:図1 むし歯のない3歳児の割合推移

成人の歯科健康診査の受診率の推移

成人については、歯科健康診査の受診率は15%前後で推移しており、受診率が高いとは言えない状況にあります(【図1】参照)。
一方で、40歳で歯周炎(ししゅうえん)にかかっている人の割合が増加傾向にあります(【図2】参照)。歯周炎(ししゅうえん)は40歳以降の歯の喪失に関わる大きな原因であるため、定期的に歯科健康診査を受診し、かかりつけ医を持つことが大切です。

グラフ:図2 歯科健康診査受診率の推移

グラフ:図3 40歳で歯周炎を有する者の割合の推移

お口の健康を保つためには?

よくかんで食べましょう!

よくかんで食べるといいことがたくさんあります。

【かむことのメリット】
・あごをよく動かすことで、顔の筋力低下を予防する
・脳に刺激が加わり脳が活性化することで、認知症を予防する
・脳の満腹中枢が刺激され、少量の食事で満腹感を得られやすくなり、食べ過ぎを防ぐ
・唾液の分泌が促され、むし歯の予防や口臭の予防に繋がる

テレビや新聞を見ながらでは、食事に集中できません。
家族や友人と一緒に楽しみながら、ゆっくりと食事をするように気を付けましょう。
 

食べたら歯をみがきましょう!

イラスト:歯ブラシを持った歯

むし歯(むしば)、歯周病予防(ししゅうびょうよぼう)は、なんと言っても歯みがきが一番です!食後にきちんと歯をみがきましょう。
歯ブラシが届きにくい歯と歯の間には、デンタルフロスや歯間(しかん)ブラシを使うと、より効果的なお手入れができます。

歯科健康診査を定期的に受診しましょう!

イラスト:歯科健康診査

定期的に歯科健康診査を受診し、異常の早期発見に努めましょう。

8020運動(はちまるにいまるうんどう)を知っていますか?

8020運動(はちまるにいまるうんどう)とは、自分の歯が20本以上があれば何でもよくかんでおいしく食べることができるということから、80歳になっても自分の歯を20本以上保ち、健康的な生活を送ることを目的とした運動です。

このページに関するお問い合わせ

保健センター(健康推進課)
〒448-0858
刈谷市若松町3丁目8番地2
電話:0566-23-9559 ファクス:0566-26-0505
保健センター(健康推進課)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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