国松久次書状【市指定有形文化財(古文書)】

ページID1013222  更新日 2023年4月1日

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国松久次書状1

国松久次書状2

よみ
くにまつひさつぐしょじょう
所在地
逢妻町 刈谷市歴史博物館
所有者
刈谷市
指定年月日
平成27年2月18日

天正18年(1590)9月から10月にかけて、豊臣秀次奉行衆の1人である吉田好寛の家臣国松久次が今岡村五郎右衛門に発給したものです。1点目は今岡村の屋敷地の扱いについて、年寄衆に来るよう伝えています。2点目は1点目を踏まえ、年寄衆をよこして検地帳不記載を認める折紙を取ったらどうかと伝えています。両史料から、村内有力農民が屋敷地を確保し、村内の指導的な地位にいたことがうかがえ、刈谷における太閤検地の実施過程の一端を伝える点で非常に貴重な史料です。

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