静観堂屏風【市指定有形文化財(書跡)】

ページID1013209  更新日 2023年4月1日

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静観堂屏風(右隻)
(右隻)
静観堂屏風(左隻)
(左隻)
よみ
せいかんどうびょうぶ
所在地
高津波町
所有者
金勝寺
指定年月日
平成30年7月27日

松本奎堂が名古屋石町に開いた塾の筋向かいにあった静観堂の主人三輪伊六の頼みを受けて、屏風1双に賛をしたものです。時期は文久元年(1861)10月初旬で、奎堂は賛をした後、直ちに上京したといわれています。
奎堂は文久元年3月に黄檗宗の僧侶である独立性易の書から大きな影響を受け、以後の書体が独立風に変化したとされています。当該資料は、奎堂の書したものの中で最も長文であり、その教養の高さが窺われるとともに、書体の変化がみてとれる最初期の書として非常に貴重なものです。

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