かたわらには、いつもネコ展-猫でたどる日本のイラストレーション
イベントカテゴリ: 文化・芸術
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2025年9月13日(土曜日)から2025年11月9日(日曜日)まで
- 開催場所
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刈谷市美術館 全館
猫はわたしたちにとってとても身近な動物で、古くから一緒に暮らしてきました。その愛らしい表情や動きだけではなく、気まぐれで自由、どこか高貴でミステリアスな雰囲気も猫ならではの魅力といえるでしょう。多くの人の心をとらえ続けている猫は、犬とならぶペットの代表格であり、子ども向けの雑誌や絵本などで早くから取りあげられてきました。その姿は個性的な主人公として、またある時は味のあるわき役として、さまざまな画家によって数多くの作品に描きだされてきました。
本展は、明治以降、子ども向けの雑誌や絵本などに登場してきた「猫」のイラストレーションに着目し、日本の絵本100年のあゆみをダイジェストにたどりつつ、今もあらたな創作が生みだされている「猫」絵本の多様な表現世界を紹介するものです。
第1部として、芸術的で教育的な絵雑誌の先駆けとなった明治末創刊の『幼年画報』(博文館)をはじめ、モダニズムの文化が花開いた大正期に創刊された『子供之友』(婦人之友社)などに描かれた「猫」表現を中心に取りあげます。芸術性の高い大正期の絵雑誌で活躍した北澤楽天や村山知義、岡本帰一らが描いた原画も展示します。
そして、第2部では、せなけいこや田島征三をはじめとした1960年代から絵本を手がけてきた画家から、ささめやゆきやミロコマチコ、きくちちき、どいかやなど幅広い世代の画家たちが描いた絵本原画を紹介します。あわせて制作過程が垣間見られる下絵やダミー本なども展示し、それぞれの画家の創作にも迫ります。画家たちが描いてきたさまざまな猫たち。愛(にゃ)でずにはいられない、その魅力を探ります。
会期
2025年9月13日(土曜)~11月9日(日曜)
開館時間
午前9時~午後5時
※入館は午後4時30分まで
休館日
月曜日(ただし9月15日、10月13日、11月3日は開館)、
9月16日(火曜)、10月14日(火曜)、11月4日(火曜)
入場料
一般1,100円、学生800円、中学生以下無料
※前売券、団体料金の設定はありません。
※身体障害者、精神障害者保険福祉、療育の各手帳所持者及び付き添いの方(1名)は入場無料。
入館の際に手帳をご提示ください(ミライロID可)。
主催
刈谷市美術館、NHKエンタープライズ中部
協力
あかね書房、アリス館、イースト・プレス、岩崎書店、WAVE出版、偕成社、好学社、講談社、こぐま社、小峰書店、青幻舎、童心社、福音館書店、冨山房、婦人之友社、復刊ドットコム、フレーベル館、ブロンズ新社、理論社
後援
日本国際児童図書評議会(JBBY)、愛知県教育委員会
周辺美術館・博物館との相互割引
「かたわらには、いつもネコ展」の入場券(半券も可)の提示で、以下の割引が適用されます。
(入場券1枚につき各館で1名1回ずつ有効。各種割引との併用不可)
1.高浜市やきものの里かわら美術館・図書館
「トキントキンの時代」当日券2割引き
会期 7月26日(土曜)~10月19日(日曜)
電話 0566-52-3366
2.清須市はるひ美術館
「隙あらば猫 町田尚子絵本原画展」観覧料100円引き
会期 7月18日(金曜)~9月28日(日曜)
電話 052-401-3881
3.刈谷市歴史博物館
「海の縄文 山の縄文-自然と共生した豊かなくらし-」観覧料100円引き
会期 10月4日(土曜)~11月16日(日曜)
電話 0566-63-6100
ねこ割引
「かたわらには、いつもネコ展」の開催にちなみ、猫グッズを持参・着用の方への割引を実施します!
対象
- 猫グッズ持参の方 ※スマホ、タブレットなどの画面、本展チラシ類は対象外
- 猫の絵柄の入った衣類を着用の方
割引
入場料から100円引き
- 一般 1,100円→1,000円
- 学生 800円→700円
*中学生以下の方が持参・着用の場合は、同伴者(一般・学生)1名が割引対象となります
かたわらには、いつもネコ展 関連イベント
トークショーや朗読会など、さまざまな関連イベントを開催します!
詳しくは、「関連イベント【詳細ページ】」をご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
美術館
〒448-0852
刈谷市住吉町4丁目5番地
電話:0566-23-1636 ファクス:0566-26-0511
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