森銑三について

ページID1010214  更新日 2022年3月27日

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森銑三(1895年~1985年)

写真:森三郎
森銑三(肖像画)

森銑三は、明治28年(1895)9月11日、愛知県碧海郡刈谷町(現在の刈谷市)に生まれた。亀城尋常高等小学校(現亀城小学校)を経て、刈谷町立刈谷図書館で村上文庫を整理、図書館の基礎をつくる。東京上野の文部省図書館講習所卒業後、大正15年(1926)東京帝国大学史料編纂所雇員となる。人物研究を独学で行い、権威者として認められる。昭和25-41年(1950-66)早稲田大学で、書誌学を講ずる。『森銑三著作集』(中央公論社、1970-72)は第23回読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞した。昭和60年(1985)3月7日、神奈川県藤沢市で逝去(89歳)。『赤い鳥』童話作家として知られる森三郎(1911-1993)は銑三実弟である。
 

主な著作

  1. 『近世文藝史研究』弘文荘、1934年。
  2. 『おらんだ正月: 日本の科学者達』冨山房百科文庫、1938年。
  3. 『松本奎堂:天誅組の総裁』電通出版部〈郷土偉人伝選書〉、1943年。
  4. 『西鶴と西鶴本』元々社〈民族教養新書〉、1955年。
  5. 『森銑三著作集』全12巻+別巻、中央公論社、1970-72年。
  6. 『明治人物閑話』中央公論社、1982年。
  7. 『森銑三著作集 続編』全16巻+別巻、中央公論社、1992-95年。
  8. 『古人往来』小出昌洋 編・解説、中公文庫、2007年。

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