「宮東第1号貝塚調査報告書」「刈谷城跡確認調査報告書」発売

「宮東第1号貝塚調査報告書」「刈谷城跡確認調査報告書」発売

下記の埋蔵文化財調査報告書2冊発売されます。

発売日：令和6年5月14日（火曜日）

販売場所：刈谷市歴史博物館　受付

「宮東第1号貝塚埋蔵文化財調査報告書（平成10～28年度調査）」

価格：1,500円（税込）（A4）

発行：令和6年3月31日

内容

刈谷市泉田町の逢妻川右岸には貝塚や遺跡が密集しており、「泉田貝塚群」とよばれています。そのうちの一つである宮東第1号貝塚は、縄文時代から中世に至る複合遺跡で、貝塚群の中でも中心的な役割を担う集落であったと考えられています。
今回、平成10年度から28年度までの間に住宅建設等に伴って刈谷市が実施した埋蔵文化財調査の成果をまとめた報告書を刊行しました。

「刈谷城跡確認調査報告書―亀城公園再整備事業に伴う埋蔵文化財調査―」

価格：2,000円（税込）（A4）

発行：令和6年3月31日

内容

刈谷城は明治時代に廃城となり、櫓や門、石垣などがすべて払い下げられ、現存しません。城の本丸及び二の丸の一部は現在亀城公園となっていますが、当時の姿を知ることは難しくなっています。
刈谷市は公園の再整備事業に伴い、江戸時代の城絵図に描かれた城郭建造物に関する確認調査を実施した結果、石垣や門に関わる遺構が地中から見つかりました。
今回、7次にわたる調査の成果をまとめた報告書を刊行しました。