熱中症対策は万全ですか?

ページID1003341  更新日 2024年4月23日

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イラスト:熱中症に注意!

適切な熱中症の予防方法はご存知ですか?

熱中症は、暑い環境の中で、体内の水分・塩分のバランスが崩れ、体温調節ができなくなり、体内に熱がこもった状態をいいます。屋外だけでなく室内でも発症し、場合によっては死亡することもあります。
熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートや気象情報などに注意し、適切な予防法を身につけ、普段の生活から気を付けていきましょう。

熱中症予防のポイント

こまめな水分補給をしましょう。

飲水

のどが渇く前にこまめに水分補給することが大切です。日中はコップ半分程度の水分を1時間に1回程度補給しましょう。

起床後や入浴前後にも水分補給を心がけましょう。

たくさん汗をかいたときは、塩分補給することも必要です。スポーツドリンクや経口補水液が適当です。

暑さを避けましょう。

炎天下の外出を控え、日陰を利用することや服装を工夫しましょう。

環境調整

 気温が高い日や湿度が高い日には決して無理な節電はせず、扇風機やエアコンを使った温度調整を

 しましょう。

 換気、遮光カーテン、すだれ、保冷剤、氷、冷たいタオルを活用しましょう。

 温度28度、湿度70%以下を目安にしてください。

衣服

 通気性(締め付けない、袖や首まわりが広くゆったりしているもの)が良く、吸湿・速乾の衣類を着用するなど、涼しい服装を心がけましょう。

 外出時は、帽子や日傘を利用しましょう。

高齢者の注意点

高齢者熱中症

高齢者は、体内の水分量が少ない、のどの渇きを感じにくいなどの理由から脱水症状を起こしやすいので注意をしましょう。

  • のどが渇かなくても水分補給をしましょう。トイレが心配で水分を控えるのは危険です。
  • 室温計をおき、エアコンや扇風機を上手に利用しましょう。
  • ご家族やご近所などでお互いに声を掛け合いましょう。
  • 体調不良時は無理をしないようにしましょう。

乳幼児の注意点

泣いてる赤ちゃん

乳幼児は体温の調節を上手にできません。また、地面に近いほど気温が高いため、大人以上に暑い環境にいます。

  • こまめに水分補給し、十分な休憩を与えましょう。
  • 涼しい服装を選び、ベビーカーのひさしをかぶせるなどして熱を防ぎましょう。
  • 車内放置は厳禁です!
  • 子どもの状態を十分に観察しましょう。体が熱い、元気がない、唇が乾燥している、は要注意です。

熱中症の症状

軽 症

  • たちくらみ・めまい・失神
  • 筋肉痛・筋肉のこむら返り
  • 手足のしびれ
  • 気分の不快
  • 大量の汗をかく

中等度

  • 頭ががんがんする(頭痛)
  • 吐き気・嘔吐
  • 体がだるい(倦怠感)
  • 虚脱感

重 症

  • 意識がない
  • けいれん
  • 体が熱い(高体温)
  • 呼びかけに対し返事がおかしい
  • まっすぐに歩けない・走れない

熱中症の対処法

  • 風通しの良い日陰や冷房の効いた室内などで休みましょう。
  • 水分・塩分を補給しましょう。
  • 衣服を緩め、水や氷で体(首の付け根、脇の下、足の付け根)を冷やしましょう。

 ※熱中症は急激に症状が進行する場合があります。決して1人にしないようにしましょう。

こんな時はすぐに救急車を呼びましょう

自力で水を飲めない意識障害(呼びかけに対し、返事がおかしい・反応がない)がある場合や脱力感虚脱感が強く動けないとき、気分が悪い等の症状が改善しない場合など。

クールシェアスポット

熱中症対策などを目的に、6月~9月(予定)の間、公共施設をクールシェアスポット(涼み処)として開放します。

 

 

熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートについて

 4月24日(水曜日)から10月23日(水曜日)までの間、全国で運用を行います。

熱中症警戒アラート

 熱中症のリスクが高まった際に注意を呼びかける「熱中症警戒アラート」は、全国を58に分けた地域ごとに発表されます。気温と湿度などから算出される「暑さ指数」が、その地域内のいずれかの地点で33以上と予想した場合、前日午後5時ごろか、当日午前5時ごろに発表されます。

・他人事と考えず、暑さから、自分の身を守りましょう。
・高齢者、乳幼児等の方は熱中症にかかりやすいので特に注意し、周囲の方も声がけをしましょう。
・身近な場所での暑さ指数(WBGT)を確認し、涼しい環境以外では、運動等を中止しましょう。

熱中症特別警戒アラート

 広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、重大な健康被害が生じる危険な暑さの際に発表される「熱中症特別警戒アラート」は、県内のすべての観測地点で「暑さ指数」の予測値が35以上になった場合、前日の2時ごろに発表されます。

・自分の身を守るだけでなく、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守ってください。
・今まで普段心掛けていただいている熱中症予防行動と同様の対応では不十分な可能性がありますので、今一度気を引き締めていただいた上で、準備や対応が必要です。

※熱中症予防行動について
・のどが乾く前に水分・塩分を補給しましょう。
・エアコンを適切に使用しましょう。
・高齢者等に声をかけましょう。
・不要不急の外出は避けましょう。
・暑さ指数に応じて、外での運動は、原則、中止/延期をしましょう。

  熱中症特別警戒アラート発表時は、熱中症予防行動を徹底してください。

その他

熱中症関連情報

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熱中症予防についてのリーフレットを下記よりダウンロードできます。ぜひ熱中症予防にご活用ください。

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このページに関するお問い合わせ

保健センター(健康推進課)
〒448-0858
刈谷市若松町3丁目8番地2
電話:0566-23-9559 ファクス:0566-26-0505
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