常設展 絵画を愉しむ 耳をすまして
更新日:2020年12月23日
絹谷幸二《涙するカトリーヌ》1987年
【会期】令和3年1月5日(火曜)から令和2年2月14日(日曜)
【休館日】月曜日、1月12日(火曜)、2月12日(金曜)
【会場】特別展示室
【開館時間】午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
入場無料
宮脇晴《ポニーと少女》1963年
刈谷市美術館の常設展では、気軽に美術作品に親しんでいただこうと、テーマを設けて所蔵作品を展示しています。今回のテーマは「音」。鑑賞者の目だけでなく耳にも働きかけてくる絵画作品をご紹介します。
絵画から音を感じたことはありますか。人物画から聞こえる、つぶやきや会話、楽器の軽快なリズムやメロディー。風景画や静物画から感じる、雨や風のざわめき、何気ない日常の生活音など。それらは、見る人それぞれの心の中から聞こえる音であり、日々の生活で蓄積された記憶の音といえます。
この展覧会では、描かれた一つひとつのモチーフをじっくり見つめながら、構図や色彩、筆づかいなど、絵画の様々な要素にも注目してください。すると、心の奥底に眠っていた音が共鳴し、忘れていた記憶とともに静止した絵画が動き始めるでしょう。それは、今まで以上に親密な鑑賞体験になるはずです。
心をかたむけながら耳をすまし、背景にある物語に思いを馳せ、あなただけの絵画の世界をお愉しみください。
斎藤真一《津軽よされ節「津軽悲歌」》1974年
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