トヨモーター展ーメイド・イン・刈谷のオートバイ物語ー
更新日:2018年9月29日
概要
【会期】平成30年7月21日(土曜)から平成30年9月2日(日曜)
【休館日】月曜日
【会場】美術館1階展示室、ロビー
【開館時間】午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
【入場料】入場無料
【主催】刈谷市美術館
【後援】愛知県教育委員会
【企画協力】名古屋郷土二輪館
【協力】豊田通商株式会社、愛知トヨタ自動車株式会社
チラシのダウンロードはこちらからどうぞ!
トヨモ饅頭
展覧会オリジナル和菓子とお抹茶をお楽しみいただきました!
会期中は美術館隣の茶室「佐喜知庵」にて展覧会オリジナル和菓子とお抹茶をご提供します!
【時間】午後1時から午後3時30分
【料金】300円
【お休み】美術館休館日、茶室貸切日など、詳細はこちらをご確認ください。
会期中、市役所食堂にて展覧会コラボメニューを提供しました!
展覧会とあわせて、こちらも是非お楽しみください!
詳細はこちらをご確認ください。
展覧会内容の紹介
《ED型60cc》1952年
戦後間もない頃、刈谷駅の近くにあったオートバイメーカー、(株)トヨモータース。1949(昭和24)年に設立し、自転車に取り付ける補助エンジン、バイクモーターの生産を開始しました。こうした原動機付自転車は、荷物の運搬や軽快な移動など、戦後の経済復興を支える便利な乗り物として広く活躍しました。まだ自動車が大衆に普及していなかった当時、オートバイが一大ブームを迎えます。
中京地区の他メーカーの旧車《IMC-K型》
トヨモータースは、バイクモーターのほか、完成車として多様なモデルのオートバイを生産し、また、運搬に特化した三輪のオートバイも開発するなど、実用性を重視した製品づくりを特徴にする有力メーカーとして発展しました。その頃の中京地区には、小規模なものを含めると70社余りのオートバイメーカーが存在しましたが、短期間のうちに次々と淘汰されていき、1959(昭和34)年には、トヨモータースも幕を閉じることになりました。
(写真=名古屋郷土二輪館より)
《納車前に勢ぞろいしたトヨモーター》1952年
本展では、わずか10年の間に40種を超えるモデルで生産された《トヨモーター》の軌跡を、貴重な実車をはじめ、チラシやパンフレット、設計図、広報誌、当時の写真など、様々な資料を通してご紹介します。また、同時代に名古屋近郊で製造されたオートバイのほか、公道で開催されたレースの様子など、活況を呈した当地域のオートバイ史も併せて概観します。
《トヨモーター》誕生から70年が経とうとする現在、忘れられていく郷土の産業史を振り返るとともに、モノづくりに奮闘した先人たちの情熱や当時の暮らしに思いを馳せる機会になれば幸いです。
(写真=愛知トヨタ自動車提供)
会期中のイベント
- 講演会 トヨモーターと名古屋オートバイ大国 終了しました
- 冨成一也さんによるギャラリートーク 終了しました
- ワークショップ 自転車やオートバイの廃材パーツでつくろう! 終了しました
- 「バイクの日」8月19日(日曜)はイベント盛りだくさん! 終了しました
- ワークショップ ぽふぽふ「のりもの」できあがり! 終了しました
- 担当学芸員によるギャラリートーク 終了しました
イベントの詳細についてはこちらをご覧下さい。
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