収蔵品
刈谷市美術館のコレクション
刈谷市美術館では地方の公立美術館としての役割をふまえ、地元・愛知をはじめ当地域の近・現代美術を軸にした体系的なコレクションの形成を目指し、作品の収集活動を行っています。また、近年は企画展とも連動し、絵本原画、雑誌や新聞の挿絵、グラフィック・デザインなど、さまざまなメディアや芸術分野にも積極的に拡張させていき、コレクションの拡充を図っています。
こうした当館のコレクションを大別すると、以下のとおり集約することができます。
- 愛知をはじめ当地域で生まれた作家、または在住した作家の作品など地元に所縁のある「郷土の美術」
- 郷土の重要作家をより深く理解できるようにするために収集した大正から戦前期の「近代の美術」
- 戦後に前衛的な活動を繰り広げた作家たちの「戦後の美術」
- 当館と同時代性のある優れた作家たちの「現代の美術」
- 「原画-絵本・雑誌、広告、ポスター等」
これら5つのキーワードが互いに絡み合って形成されたコレクションは、多彩なテーマで開催する常設展などを通し、皆さまにご紹介しています。
なお、当館では1990(平成2)年から本格的に作品収集に着手し、約25年間の収集活動を経た現在、168作家、3,441点の作品を収蔵しています。(2020年4月現在)
収蔵作品データベース
作者名、作品名、制作年、作品画像など、収蔵作品に関する情報を提供しています。
作品は、ジャンルやキーワードなどで検索することができます。
刈谷市美術館美術品審査委員会
刈谷市美術館美術品審査委員会は、美術館の資料として収集する美術品を審査する機関です。
なお、当審査委員会では会議の中で個人に関する情報が扱われるほか、作品を展示して審査することから防犯にも配慮が必要であること、作品の購入金額が審議の対象になるため作品の確保に支障を及ぼすおそれがあることから非公開となります。
開催日時 | 開催場所 | 議事の内容 | |
---|---|---|---|
令和元年度 | 令和元年1月17日(金曜) |
研修室 | 購入・寄贈・保管替え・寄託美術品の審査について |
令和元年度 刈谷市美術館美術品審査委員会 結果報告(PDF:96KB)
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