ストレスとうまく付き合うためのポイント(コロナうつ対策)
新型コロナウイルス感染症の影響で不安を感じていませんか?
新型コロナウイルス感染症の影響により、生活スタイルが変わったり、たくさんの情報に惑わされたりして、知らず知らずのうちに「こころ」や「からだ」に疲れが出てきていませんか?
以下は、ストレスを受けた場合に起こる「こころ」や「からだ」の変化です。今のあなたの状態に当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。
こころの変化
- 不安で落ち着かない
- 気分が沈む
- イライラしたり、怒りっぽくなる
- 涙もろくなる
- やる気が出ない
- 以前楽しめていたことが楽しめなくなる
- 自分が役に立つ人間だと思えない
からだの変化
- 疲れやすい
- だるい
- 頭痛・めまい・肩こり
- 下痢や便秘を繰り返す
- 眠れない
- 食欲がない、または過食になる
- お酒の量が増える
このような症状は、強いストレス、または慢性的なストレスを受けた場合に誰にでも起こり得る正常な反応です。自然に回復していくことがほとんどですが、無理を続けると【こころの病気】になってしまうことがあります。
これから紹介する「こころ」と「からだ」のバランスを整える方法を実践したり、自分に合ったリラックス法を実践するなどして、「こころ」の健康を守りましょう。
「こころ」のバランスを整える方法
情報に振り回されない
国や自治体で紹介しているものなど信頼できる情報源に絞り、時間を限って情報収集しましょう。ネガティブな情報に触れすぎると、不安感を増幅させます。また、根拠のないデマや詐欺にも注意が必要です。
周囲の人たちと連絡を取ってみる
外出自粛や在宅勤務で人と会う機会が減り、孤独を感じやすくなっています。直接会えなくても、電話やSNSなどを使って親しい人と会話をしたり、気持ちを共有するだけで、こころが軽くなります。
ひとり暮らしの高齢者など、気になる人には積極的に連絡をとり最近の様子や困っていることがないか声をかけてください。
眠れない、気持ちが落ち着かないときは、誰かに相談する
ひとりで悩まず、信頼できる人に相談しましょう。あなたの助けになりたいと思っている人が必ずいます。
困った時は、保健センターに相談してください。
「からだ」のバランスを整える方法
生活リズムを整える
なるべく以前と同じ生活リズムを心がけましょう。通勤していた人は、同じ時間帯に近所を散歩するのもよいでしょう。
朝日を浴び、朝食をとることで体内時計がリセットされます。早寝・早起きをしましょう。
バランスのよい食事を心がける
ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足すると、イライラや不安、集中力の低下を招きやすくなります。
ご飯・パン・麺類などの主食だけで済ませるのではなく、肉・魚や野菜などもバランスよく食べましょう。
食欲がないからと食事を抜いたり、イライラして食べすぎないように注意しましょう。
十分な睡眠をとる
夕食後のコーヒーや寝酒を避ける、寝る前にぬるめのお風呂に入るなど、安眠できる環境を整えて、質の良い眠りを確保しましょう。
適度にからだを動かす
運動不足になると生活習慣病のリスクが高くなったり、高齢者では心身の機能が低下して動けなくなるおそれがあります。
人混みを避けて散歩やウォーキングをしてみましょう。景色が変わると、よい気分転換になります。また、家庭で体操や筋トレをするのもよいでしょう。
運動を行う際は、自身の体調に合わせて無理のない範囲で行ってください。
運動習慣のない人には、「おうちで体を動かそう!オンライン ワンポイントレッスン」もお勧めです。
それでも改善しないときは…
ほとんど1日中症状のある状態が2週間以上続く場合は、うつ病のサインかもしれません。
つらいと感じたら、ひとりで悩まずに保健センターや下記相談機関へご相談ください。
こころの健康やこころの悩みに関する相談機関
- 刈谷市保健センター 電話0566-23-8877
- 衣浦東部 (きぬうらとうぶ)保健所 電話0566-21-9337
- 名古屋いのちの電話 電話052-931-4343
- 愛知県精神保健福祉センター 電話052-962-5377
- あいちこころのほっとライン365 電話052-951-2881 毎日 9時から16時30分
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
保健センター(健康推進課)
〒448-0858
刈谷市若松町3丁目8番地2
電話:0566-23-8877 ファクス:0566-26-0505
保健センター(健康推進課)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。