高齢者肺炎球菌予防接種(定期接種)について
更新日:2018年4月1日
平成30年度の定期接種は7月1日から開始予定です!(詳細は6月中旬に掲載予定です)
平成30年度定期接種対象者へは、案内を6月下旬に送付予定です。
定期接種の通知があった場合でも、過去に高齢者肺炎球菌予防接種を受けたことがある人は、定期接種の対象となりません。ご自身の接種歴がないか、必ずご確認ください。
なお、対象者の中で、高齢者肺炎球菌予防接種(任意接種)の費用助成を受けたことがある人は、案内を送付しません。
高齢者肺炎球菌予防接種(23価肺炎球菌ワクチン)について
高齢者肺炎球菌予防接種の定期接種対象ワクチンは、23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックスNP)です。
高齢者の肺炎の原因で最も多い「肺炎球菌」という細菌感染を予防するワクチンです。肺炎球菌には、93種類の血清型がありますが、高齢者肺炎球菌予防接種により、23種類について感染を予防する効果があります。すべての肺炎を予防できるわけではありませんが、接種することによって重症化予防などの効果が期待できます。接種してから免疫ができるまで、平均で3週間ほどかかります。予防接種の効果は、個人差がありますが、健康な人であれば、通常5年程度は有効と考えられています。
副反応は、注射部位の発赤、腫れ、熱感、痛みなど、全身症状として発熱、寒気、頭痛、倦怠感などがみられることがあります。また、非常にまれにアナフィラキシー様反応など重篤な副反応が現れることがあります。
肺炎とは
肺炎とは、細菌やウイルスなどが肺に入り込んで起こる炎症です。からだの抵抗力が弱まったときなどにかかりやすい病気です。肺炎の原因となる細菌やウイルスは、人の体や日常生活の中に存在しています。日頃から、手洗い・うがいを徹底するなど、肺炎の予防を心がけた生活を送ることが大切です。
接種期間
平成30年7月1日から平成31年3月31日
自己負担額
2,500円
※市民税非課税世帯、生活保護受給世帯、中国残留邦人等支援給付受給世帯の人は、事前申請により無料となります。予防接種を受ける前に保健センターへご連絡下さい。
対象者
接種日において、刈谷市に住民登録があり、次のいずれかを満たす人
過去に高齢者肺炎球菌予防接種(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン・ニューモバックスNP)を1回以上接種した人は、対象となりません。
- 平成30年4月2日から平成31年4月1日までの間に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる人(表1を参照してください。)
- 予防接種日当日、満60歳から満65歳未満の人で、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する人及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する人
年齢 |
生年月日 |
---|---|
65歳 |
昭和28年4月2日~昭和29年4月1日 |
70歳 |
昭和23年4月2日~昭和24年4月1日 |
75歳 |
昭和18年4月2日~昭和19年4月1日 |
80歳 |
昭和13年4月2日~昭和14年4月1日 |
85歳 |
昭和8年4月2日~昭和9年4月1日 |
90歳 |
昭和3年4月2日~昭和4年4月1日 |
95歳 |
大正12年4月2日~大正13年4月1日 |
100歳 |
大正7年4月2日~大正8年4月1日 |
