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妊婦さんや出産後の女性は「うつ病」に注意が必要です!(コロナうつ対策)

更新日:2020年6月30日

妊娠中や出産後は「うつ病」になりやすい時期です

緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルス感染症の脅威が無くなったわけではありません。誰もがストレスや不安から「うつ病」になるリスクが高くなっていると考えられますが、中でも心配なのが妊娠中や出産後の女性です。
 
女性は男性の2倍うつ病になりやすく、女性の約12人に1人がうつ病になると言われています。特に妊娠中や出産後はうつ病になりやすく、出産した女性の10人に1人は「産後うつ」になると言われているのです。

原因は?

  • ホルモンバランスの急激な変化

妊娠・出産に伴う女性ホルモンの大きな変化は、脳がストレスに耐える抵抗力を低下させます。その結果、ストレスを処理しきれなくなり、ものごとを悪くとらえる傾向が強く出ます。

  • ストレス

妊娠中は身体の変化への戸惑いや出産・育児への不安など、出産後は出産による疲労、睡眠不足、生活環境の変化などにより、精神的に不安定になります。

  • サポート不足

核家族化や地域のつながりの希薄化、パートナーなどの協力不足により、助けが必要な時も一人で抱え込んでしまいます。

  • 孤独

赤ちゃんが生まれると人との交流が減ったり外出を控えるため、孤独を感じやすくなります。また、核家族化や地域のつながりの希薄化により、身近に悩みや不安を相談できる人が少ない傾向にあります。
 
このように、妊娠中や出産後は、誰でも「うつ病」になるリスクが高くなります。「ママになるんだから」「みんなやっているんだから」と無理をせず、つらい時や不安な時はパートナーや家族、通院中の産婦人科や保健センターなどへ相談してください。

コロナ禍の今は、特に注意が必要です!

もともと「うつ病」のリスクが高い、妊婦さんや出産後の女性たち。さらに追い打ちをかけるように、新型コロナウイルス感染症による様々な制限やストレスを受けています。悩みや不安は一人で抱え込まず、誰かに打ち明けましょう。また、新しい生活様式に準じた方法で、問題解決を図りましょう。

  • 感染への不安

現時点では、妊娠中に新型コロナウイルス感染症にかかる率や重症度は、一般の方と変わらないとされています。また、胎児の異常や死産、流産を起こしやすいという報告はありません。過度な心配はいりませんが、妊婦さんが肺炎にかかると重症化する可能性があること、妊娠中は使用できる薬剤に制限があることなどから、感染しないように対策を十分に行ってください。
働いている妊婦さんは、感染の恐れが低い作業への転換、または出勤の制限(在宅勤務・休業)について事業主に申し出ることができます。健診担当医にご相談ください。

  • 出産や育児に関する教室の中止

知識がないまま、出産や育児に臨むのは誰でも不安です。オンライン教室や電話相談などを利用して、悩みや不安を解消しましょう。情報収集する時は信頼できる情報源に限り、根拠のないデマなどに振り回されないように気をつけましょう。SNSなどを活用して、出産予定日や居住地の近い人とつながってみるのもよいかもしれません。

  • 外出自粛

運動不足やコミュニケーション不足は心身のバランスを崩す原因になります。人混みを避けて近所を散歩したり、電話やSNSを活用して家族や親しい人と連絡を取りましょう。悩みや不安なことがあれば一人で抱え込まず、信頼できる人に相談してください。
また、妊婦健診や赤ちゃんの予防接種などは、健康のために必要なのできちんと受けましょう。

  • 移動制限

緊急事態宣言解除後も、長距離の移動や里帰り出産を控えることが求められています。しかし、無理をすれば身体の回復が遅れるだけでなく、「うつ病」のリスクが高まります。家族で一番よい方法を話し合ってください。
里帰り出産を希望する場合は、健診担当医や出産する医療機関とよく相談してください。感染対策のため、受診方法(帰省後2週間の自己隔離など)を定めている医療機関もあります。最新の情報をホームページ等で確認しましょう。移動の際は、なるべく公共交通機関を使わない、通勤時間帯を避けるなど、工夫しましょう。パートナーに育児休業を取得してもらうのも一つの方法です。

早めの対処が重要です!

産後数日目から感じる、軽い気持ちの落ち込みや一時的な不安感を「マタニティブルーズ」と呼びます。休んだりリラックスできれば1週間程度で回復します。
 
一方、「産後うつ」は産後数週間で始まり、「気分が落ち込む」「イライラする」「食欲がなくなる」「眠れない」などの症状が2週間以上続いたり、ひどくなっていきます。放っておくと症状が悪化して育児や日常生活に支障をきたすこともあり、中には自殺を図ってしまうケースもあります。
出産後1年未満のお母さんの死亡の原因で最も多いのが自殺なのです。
「つらいな」と感じたら、一人で悩まずに周りの人や保健センターや子育て支援センターなどに相談してください。

周囲の理解と協力が必要不可欠です

現在のコロナ禍において、妊婦さんや出産後の女性は今まで以上に不安な毎日を送っています。安心して出産・育児に臨むために、彼女たちが置かれている状況を理解し、できる限りの配慮と協力をお願いします。
 
また、「うつ病」を早期発見するためにも、家族や身近な人の「気づき」が重要になります。自分では自分の状況を客観的に判断できないこともあるので、「様子がおかしいな」と感じたら声をかけ、じっくりと話をきいてください。必要に応じて保健センターや医療機関へ相談してください。

関連情報

妊娠・子育て応援室

子育て支援センター

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外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。妊娠・出産に伴ううつ病の症状と治療 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。妊婦の皆さまへ|公益社団法人 日本産科婦人科学会

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。妊婦の方々向けのリーフレット

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。リーフレット(働く妊婦・事業主のみなさまへ 新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置について)

お問い合わせ

保健センター(健康推進課)
刈谷市若松町3-8-2
電話:0566-23-8877 FAX:0566-26-0505

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